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内容説明
ドイツ人は、リサイクル率が高く、空気を汚さないグリーンエネルギー発電にも力を入れるなど、環境対策にお金をかけているにもかかわらず、経済成長を続け、個人の年収も上がり続けている。一方、日本では25年以上前から経済が停滞し、年収も上がっていない。なぜドイツ人は“経済成長=年収アップ”と“環境対策”を両立できているのか。その秘密を、日本人にも参考になる提言とともに、在ドイツのジャーナリストが明らかにする一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
onasu
9
ドイツでの官・財・民の環境(CO2削減)への取り組み。製造業においては、環境への取り組みこそが収益の元になっており、個々人ではCO2排出への意識が広範、公的部門でもそれを助成する支出を増やしていて、なるほど本邦とは進捗が異なる。 中でも企業の取り組み、エネルギーの脱ロシアを兼ねて、再生可能エネルギーの拡大や化石燃料の代替とて水素を用いる技術といった環境投資こそが利益の源で、且つ成長分野にもなっていると。 タイトルにはそぐわぬ感が残りましたが、大海を知らぬ身には、コンパクトにまとめられた良書でした。2023/02/13
はやひで
0
ドイツが環境先進国としていられるのは国民性によるものかと思うし、きっと昔(昭和まで)の日本ならばできたことのようにも思う。この国は技術で成り立ってた国なんだから同じようにやれば復権出来るんじゃないかな?2024/01/07
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