山と溪谷社<br> 山怪朱 山人が語る不思議な話

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山と溪谷社
山怪朱 山人が語る不思議な話

  • 著者名:田中康弘
  • 価格 ¥1,287(本体¥1,170)
  • 山と溪谷社(2023/01発売)
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  • ISBN:9784635320177

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内容説明

近代化する社会の中で、消えゆく「山怪」たちを追う!
現代の遠野物語として話題になった「山怪」シリーズ、新章が始まる。

北は北海道から南は宮崎県まで。
山に生きる人々が遭遇した奇妙で不思議な、ときに恐ろしい体験とは。


■内容
はじめに 消えゆく山怪を追う

I妖しの森
(高尾山)蛸杉仙人/呼ばれる人/白い着物の女
(奥多摩)小さなキツネが住みつく家/闇女
(秩父丹波山系)白い犬と不思議な人/守られる人/大蛇と火の玉
(西上州)大漁に気をつけろ/恐ろしいヤマカガシ/楽しい遠足/二度と行かない/電報配達人/妙義山中之嶽神社
(奥利根)白目を剥く女/彷徨えるテント/何故そんな所にいるの?
(越後・魚沼)蛇が飛ぶ跳ぶ/奇妙な人?たち/異獣/あなたはどなた/肖像画
(信州・戸隠)テントの中と外/時空のゆがみ

Ⅱ静寂の山
(北海道・松前半島)羆撃ちの経験/松前半島の狐狸/行者と石版/熊穴ホテル/変わらぬ叫び声
(白神山地・目屋)罠と黒蛇/マタギvs狸/西目屋村/神様の地/足のある魚
(白神山地・藤里町)謎の電話/田んぼの中、雪の中/下りか?登りか?/山奥の出来事/頭を蹴飛ばすタマシイ/ゴミソと川流れ
(南蔵王・七ヶ宿町)狐と蜻蛉爺/小さなおじさん/錫杖の音と裏山の騒ぎ/友の帰還
(奥会津)マタギの体験/会津の狐
(飯豊連峰)飯豊連峰に潜むモノ/何でも大きい?/山の現場

Ⅲ背中合わせの異界
(飛騨・東白川村)不幸のツチノコ?
(但馬・豊岡)笑う鹿/演歌おばさん
(中国山地)棺桶と火の玉/神様と呪いの木/悪いモノ
(土佐)優しい狸/山師の体験/川にエンコ、山にはへんど/山の呼び声
(九州中央高地)騒ぐ水/人魂が飛び交う村/カリボコの森/悪意無き悪戯/きゃあぼう吹き
(山怪拾遺)山怪は何でも狐のせい?/狼を探す男/何者?

おわりに コロナと山怪・取材困難に陥る


■著者について
田中 康弘(たなか・やすひろ)
1959年、長崎県佐世保市生まれ。
礼文島から西表島までの日本全国を放浪取材するフリーランスカメラマン。
農林水産業の現 場、特にマタギ等の狩猟に関する取材多数。
著作に、『シカ・イノシシ利用大全』(農文協)、『ニッポンの肉食 マタギから食肉処理施設まで』(筑摩書房)、『山怪 山人が語る不思議な話』シリーズ『鍛冶屋炎の仕事』『完本 マタギ 矛盾なき労働と食文化』(山と溪谷社)などがある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

92
山怪シリーズの4冊目。話の内容は前の3冊同様に山に入った時の不思議な体験や、聞いた話をまとめた本。どれにも出てくるのが、人玉、狐や狸に馬鹿される話、大蛇やツチノコの目撃談、突然現れたり消えたりする人の話など。狐や狸に馬鹿される話は全国にあるし、大蛇はどれもが消防ホースの太さという。それは何かの見間違いや、疲れた時に錯覚したり、寝てしまったりかもしれない。しかし私はそれ以上深く検証せず山の不思議さとしていつまでも残してほしい。その為にも山の乱開発には反対する。永遠に馬鹿される山でありますように。図書館本2024/11/08

たいぱぱ

71
現代版・遠野物語再び!日本全国の山を拠点として生活する人の体験談なのに、シリーズ通してどこか似たような話が多いのが不思議。慣れた山やいつもの帰り道で迷う話、お風呂と間違えて山の中で寛いでる話等は、もしかして磁場が人の脳になにか作用するとか…科学的に説明がつくのではないかとも思う。その反面、山の中で女性に会う話がたくさんあるのは、山の神は女性だから?と非科学的な思考も働く。狸狐に化かされたというのは、山で働く人が何か原因がわからないものに対して、安心を得るための理由がほしいからではないか?という説は納得。 2023/11/28

yukaring

67
ハロウィンに合わせて怖い本を。山で暮らす人々が遭遇した奇妙な体験を取材した現代版『遠野物語』。同じ場所をグルグルと回り続ける、何故か家と間違えて道ばたで寝ているといった狐に化かされたとおぼしき体験や山奧で謎の女性や子供、修験者を見たという話、神隠しのように忽然と姿を消してしまう人々や伐採しようとすると事故が相次ぐ木など山には"山怪"と呼ばれる不思議がまだまだ言い伝えられている。それらを淡々と語る人びとの話にはリアリティがあり、山は異界との境界であることを再認識すると共に静かにゾクッとさせられる1冊。2023/10/31

南雲吾朗

63
怖い話は、あまり得意じゃないのだが、この本は、なぜか最後まで読めた。おどろおどろしい感じがしなかった。いきなり4巻から読んでしまったが、徐々に他の巻も読んでみようかな。2023/05/15

ポチ

51
狐や狸、幽霊、妖しげな不可思議な現象の数々は、ひっそりと確かに息づいているんだなぁ、と感じた。自分では体験したくはないですが…。2023/03/04

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