内容説明
『悪魔の辞典』のビアス(1842-1914)はまた,芥川龍之介が「短編小説を組み立てさせれば彼ほど鋭い技巧家は少ない」と評した短篇小説の名手である.北軍の義勇兵として南北戦争の激戦地を転戦したビアスは,そこで人間の生死をつぶさに眺め,人間をみつめ,社会を知った.短篇集『いのちの半ばに』他から秀作15篇を収録.
目次
Ⅰ
月明かりの道
板張りの窓
死骸の見張り番
環境が肝心
男と蛇
Ⅱ
アウル・クリーク鉄橋での出来事
チカモーガの戦場で
宙を飛ぶ騎馬兵
哲学者パーカー・アダソン
行方不明者のひとり
とどめのひと突き
Ⅲ
ぼくの快心の殺人
猫の船荷
不完全燃焼
犬油
底なしの墓
解説



