給料が上がらないのは、円安のせいですか? - 通貨で読み解く経済の仕組み

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給料が上がらないのは、円安のせいですか? - 通貨で読み解く経済の仕組み

  • 著者名:永濱利廣
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • PHP研究所(2023/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569853628

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内容説明

なぜ、今まで通り頑張っているのに、豊かになれないのか。その構造的な欠陥が、わかります! 私たちの給料が低いのは、円安のせいなんでしょうか? いえ、違います。「物価が低いまま」だからです。この答えに対して、「あらゆるモノの価格が上がっているんですけど」と違和感を持つ方もいらっしゃるでしょう。この正確な答えを知りたい方にこそ、本書はお勧めです。本書は、マクロ経済解説に定評のある、第一生命経済研究所の首席エコノミスト・永濱利廣氏が、円高・円安論を皮切りに、知っているつもりでよくわからない「為替の基礎知識」を、講義形式で体験できる一冊となっています。円高になれば、経済は良くなるの? 物価はなぜ、上がらなければならないの? 金利が上がるのは、良いこと? 悪いこと? 経済の仕組み、お金の流れについて学び直したい! 投資、ローン、資産形成で損したくない! そんな人たちにおくる、金融リテラシーが上がる1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

39
なぜ今まで通り頑張っているのに、豊かになれないのか。その構造的欠陥を分かりやすく解説した一冊。給料が低いのは「物価が低いまま」だから。あらゆるモノの価格は上がっていても、サービスの価格は上がらないから給料に反映されていない現状。その他にも円高、円安とはどういう状態か、為替と不動産価格や輸入商品価格、金利と為替の関係、日銀の金利政策、変動相場に移行した経緯や為替介入、インフレとデフレやデフレスパイラル、世界の通貨や地政学との関係、資源国の強みや経済指標の読み方など、いろいろとわかりやすく解説してくれました。2023/02/21

しーふぉ

17
分かりやすく書いてあっていいです。今はエネルギーや食料品が円安の影響で上がっているので、金利を上げ円高誘導するといいのでは?と思っていたが、そういう訳ではないようです。ただ専門家の言うことが実経済でどこまで通用するかは、そう簡単ではないです。2023/12/15

チャー

16
昨今の経済状況を為替や物価の面から説明した本。日常生活の中で感じる値上げや金利の要因など一般的な疑問に専門家が回答するという対談方式でわかりやすく解説されている。難解な経済指標などの専門用語は単語だけ聞いても理解できないが、それら数字の意味と成り立ちを知ることができて大変参考になった。円安には良い面も悪い面もあり、状況や立場によって様々に解釈できることを改めて知る。モノの値段は上がっているが、サービスの値段は必ずしもそうではないようだ。得意な武器を磨いて成長のための議論する方が建設的という指摘が印象的。2023/07/13

Ryoichi Ito

6
給料が上がらないのはバブル崩壊後続いた円高政策のせいだ。そのため国民の間にデフレとデフレマインドが染み付いてしまった。デフレマインドの日本人は今の金より将来の金のほうが大切だと思うようになった。これを打破するには物価を上げ,次に賃金を上げることだ。バブルよりも間違ったバブル対策を反省せよ。世界最大の対外純資産国,世界第2位の外貨準備高保有国,貯蓄超過,世界第3位の経常黒字国の日本よ,目を覚ませ。 2023/07/22

きっちんきりん

3
会話形式で、説明が分かりやすくてめっちゃ読みやすい! そこそこ経済には詳しいほうではないか?と思う自分でも、理解できてないところがたくさん学べました。 リアルタイムでたくさん読まれてほしいけど、タイトルが微妙すぎる〜〜 「5時間で理解する令和の経済の全部!」とかそっち方面の内容です。2023/06/29

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