芙蓉文庫<br> 萩原朔太郎全集

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芙蓉文庫
萩原朔太郎全集


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内容説明

「月に吠える」「青猫」「猫町」「純情小曲集」などの代表作から、知られざる名作や関連作品まで全183作品を収録した萩原朔太郎全集の決定版。五十音順の目次一覧から読みたい作品をすぐにお読みいただけます。
●目次
愛の詩集 孝子実伝
愛の詩集 愛の詩集の終りに
青いゆき
青猫

秋と漫歩
秋の日
芥川君との交際について
芥川竜之介の死
芥川竜之介の追憶
雨の降る日
ありや二曲
石段上りの街
田舎の時計 他十二篇
岩清水
岩魚
ウォーソン夫人の黒猫
浮名
うすやみ

永日和讚
易者の哲理
遠望
幼き妹に
街道
合唱
家庭の痛恨
悲しい新宿
悲しき決闘
神に捧ぐる歌
からたちの垣根
歓魚夜曲
玩具箱
感謝
感傷の塔
感傷品
蒲原有明氏の近況を聞いて
蒲原有明に帰れ
記憶
ぎたる弾くひと
喫茶店にて
祈祷――叙情小曲――
祈祷
君が家
郷愁の詩人 与謝蕪村
近日所感
くさばな
供養
クリスマス
月蝕皆既
決闘
郊外
交歓記誌
孝子実伝――室生犀星に――
鉱夫の歌
古盃
小春
歳末に近き或る冬の日の日記
酒場にあつまる
山頂
三人目の患者
散文詩・詩的散文
疾患光路
詩に告別した室生犀星君へ
詩の原理
詩の翻訳について
秋日行語〔菊もうららに〕
秋日行語〔ちまた、ちまたを歩むとも〕
宿酔
宿命
受難日
純銀の賽
春日
春日詠嘆調
純情小曲集
春昼
巡礼紀行
小曲集〔千鳥あし〕
小曲集〔ほほづきよ〕
常識家の非常識
小説家の俳句
情慾
初夏の祈祷
叙情小曲
抒情小曲集
真如
煤掃
絶句四章
絶望の足
早春
装幀の意義
蒼天


竹の根の先を掘るひと
田端に居た頃
たびよりかへれる巡礼のうた
短歌
断調
父の墓に詣でて
中央亭騒動事件(実録)
眺望する
蝶を夢む
追憶
月に吠える
月の詩情

定本青猫

鉄橋橋下
童話と教育について
都会と田舎
利根川の岸辺より

中原中也君の印象
夏帽子
なにか知らねど
名前の話
南京陥落の日に
ニイチェに就いての雑感
二十三夜
日清戦争異聞
猫町
俳句
初めてドストイェフスキイを読んだ頃

花あやめ
春の来る頃
晩秋哀語
光る風景
秘仏
病床生活からの一発見
氷島
広瀬河畔を逍遥しつつ
非論理的性格の悲哀
便なき幼児のうたへる歌
諷詩
ふつくりとした人柄
ふぶき
吹雪
冬の情緒
冬を待つひと
ふるさと
蛇苺
偏狂
放蕩の虫
僕の孤独癖について
暮春詠嘆調

蛍狩
本質的な文学者
磨かれたる金属の手
南の海へ行きます
昔の小出新道にて


紫色の感情にて

ものごころ
もみぢ
夜景
ゆく春

よき祖母上に
ラヂオ漫談
ラムネ・他四編
立秋――大沼竹太郎氏ニ捧グル詩――
立秋
流行歌曲について
旅上
霊智
黎明と樹木
老年と人生
ローマ字論者への質疑
若き尼たちの歩む路
別れ
和讚類纂
我れ何所へ行かん
【関連作品】
萩原朔太郎(堀辰雄)
「青猫」について(堀辰雄)
俳句は老人文学ではない(室生犀星)
萩原朔太郎評論集 無からの抗争(中原中也)
朔太郎の思ひ出(佐藤春夫)