君たち、中国に勝てるのか 自衛隊最高幹部が語る日米同盟VS.中国

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君たち、中国に勝てるのか 自衛隊最高幹部が語る日米同盟VS.中国

  • ISBN:9784819114219

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内容説明

【緊急出版 反撃能力保有!】

中国の台湾侵攻は予想より早い。

そのとき日米は中国に勝てるのか。陸海空の自衛隊最高幹部OBと元国家安全保障局次長が鳴らす最高レベルのアラート。

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「勝てるのか」「自衛隊員は何人死ぬのか」と問うた
安倍総理への回答
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今、日本に必要なのは「総力戦」だ
2025年から27年、アメリカは通常戦力でも核戦力でも中国を抑止できなくなる。中国の台湾侵略で日米はどう戦うのか。中国はどう攻めてくるのか。アメリカと中国はどちらが強いのか。日米同盟のリスクは何か。安保3文書の背景「危機の実態」を明らかにする。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

umeko

11
課題が山積しすぎて、暗澹たる気分になる。安倍総理は「中国に勝てるのか」と問うたが、岸田総理にこれを読んでどうしたいか聞いてみい。しかし私は軍事的な事は門外漢なので、非常にリアリティを感じながら読んだ。そういった意味では興味深い内容だった。2023/04/11

バルジ

7
2022年度末に策定された防衛3文書を読み解く副読本として非常に有用。台湾有事が現実味を帯びる中、今の日本には「何が」足りていないかを元自衛隊最高幹部や官邸幹部が語り尽くす。本書を読んで強く感じるのは有事に主体となって動くはずの政府の緩慢な姿勢である。「文書」が出れば安心し、ヨコの繋がりもない各省庁はそもそも有事を想定した訓練すら行っていない。政府として画一的な方針も無ければ行動も取れない厳しい現状が本書では指摘される。防衛力強化というハード面での整備は進むが肝心要の「ソフト」が致命的に欠けていると感ずる2023/03/05

古本虫がさまよう

7
書名になっている「君たち、中国に勝てるのか」は安倍首相が自衛隊幹部たちを前にして漏らした言葉だそうな。ちなみに、岩田(元陸将)、武居(元海将)、尾上(元空将)、の三人は元自衛隊の最高幹部。兼原さんは元外交官でNSC次長。正確にいうと、兼原さんは「自衛隊最高幹部」ではないが、まぁそれはいいとして……。 軍事専門家の立場から、中国の台湾侵攻にどう対処していくかなどを具体的に論じている。中共のサラミ戦術などについても詳述されているのが目にとまった。 日本も負けずに「逆サラミ戦術」で、やりかえせとの指摘もある。 2023/02/12

スコットレック

5
「国民保護法は小泉政権の頃に作られた法律。」「当時はまだ弱かった中国を想定していない。」中国がいかに早いスピードで軍拡を行ってきたかがよくわかる。それと「国のために戦う」という言葉の意味。自身が撮影した戦車の写真を自国の防衛省に送る、避難してきた方々を街を挙げて支援する、これらも闘いの一つだと。自分では到底考えつかない視点だった。冷たい平和という言葉にもゾッとさせられる(台湾に核を持ち込むという話)。理想論ではなく、徹底的に今ある現実と今後起こりうる最悪の事態を想定するとそういう議論になるのもやむなしか。2023/08/12

jack

4
政治家には、「君たち、中国に勝てるのか」と問うのではなく、「これで負けたら。俺が君たちを殺す」と言うくらいの勢いで整備と覚悟の思考を持ってもらいたい。☆3.02023/10/12

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