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内容説明
大規模地震災害、財政破綻、少子高齢化、戦争、地球温暖化、デジタルイノベーションの立ち遅れ、高等教育の劣化……日本は生き残ることができるのか?
◆各界の第一人者たちが日本を取り巻くさまざまな脅威、それらの衝撃度、政策的な対応状況、その問題点、必要とされる行動を深堀りして分析。
◆日本が直面する非連続的なリスク・対応策・シナリオを研究する「ジャパン・リスク・フォーラム」における、論者と実業界のリーダーたちとの議論を収録。
◆一個人・一企業がコントロールできない事象への準備・対応を余儀なくされている、企業経営および政策立案を担う役員・スタッフにとって必須の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トビケ
1
知性ある人が将来を見通し、リスクを可能な限り適切に記述しても、世の中は動かない。根が生えたかのようにフリーズする人々、民間企業、自治体・国、大学。それぞれが真摯に動こうとしてもダメなのは、その動きが同調していないからだし、限られた予算制約の中で求められる動きのシンクロ度が無茶苦茶高いからでもあると思う。必要なのはリーダーと、より一層追い込まれた状況と、練度の高さか。そんなの、可能なのだろうか。ただ、高望みしすぎな気もする。ある意味で、人口規模や国土のサイズからすると、妥当な国力になったとも見える。2023/03/17