内容説明
戦争、分断、格差に正義はあるのか。
プラトン、アリストテレス、カント、ニーチェ、マルクス……
西洋哲学が問い続けてきた哲学の根源。
【本書の主な内容】
西洋哲学の起源/「正義」が政治哲学の中核である理由/「正義」の変容について/プラトン『国家』における正義論/アリストテレスの正義論/法律と正義、宗教・倫理と正義の関係/正義の実現と愛の関係/善の対極にある悪について/ヒトラーの政治哲学-ドイツ観念論の影響/「政治」はなにを目指すべきか/市民に求められる資質について/格差、分断、憎悪とどう向き合うきか/不正と対峙する手段を考える
目次
まえがき
第1章 「力」は正義か?
第2章 「正義」は徳か契約か?
第3章 「徳」は生来か学習か?
第4章 「フェア精神」という美徳
第5章 法律で規定できる正義
第6章 「愛」と正義
第7章 「人間」は正義なしに生きられるか?
第8章 「自由」は正義か?
第9章 「福祉(幸福)」と正義
第10章 「政治」の第一原則はなにか?
第11章 「理性」による自律的な正義とは
結び ~古代ギリシャに学ぶ〝新しい正義論〟
あとがき
参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
108
広い視点から「正義」が論じられる:正義は得か、正義は徳か契約か、力は正義か、フェアとは、正義と法(ルール)、愛と正義、善と悪、自由と正義、幸福と正義など。でも、テーマはユニークだが、深い考察には至らない。プラトンとアリストテレスとの対話という形式で、数多くの哲学者の思想の上辺を撫でただけのような文章が続く。同じ著者の「教養としてのギリシャ・ローマ――名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの神髄」と同様、本書も「コロンビア流」が謳い文句だが、名門大学で、本当にこんな薄っぺらな講義がなされているのだろうか。2023/03/07
くま
1
著者の前著が面白かったので読んでみた。哲学では当然なのだろうけど言葉の定義や現在とのニュアンスの違いなどで、理解を追いつけるのが大変だった。内容としては、ややぼやっとした感じもあるけれど、元々が難しい題材なので仕方ないのかな。第三弾もあるようなので読んでみたいとは思う。2023/08/20
Hayato Shimabukuro
1
プラトンとアリストテレスの対話という形式を取って、西洋哲学のトピックが紹介されているが、取り扱うテーマが広すぎて、消化不良になる。また、一つ一つの内容もそこまで掘り下げていない。哲学の話は1つ1つをじっくり学ぶのが良いということに気付いた。2023/04/02
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