内容説明
日本史は、いまだ「わからないこと」だらけ。聖徳太子、源頼朝、足利義満、武田信玄、上杉謙信、明智光秀、大久保利通ら、日本史上の知られた人物の生涯をめぐっても、出生の秘密から、謀殺・暗殺の影まで、いわゆる正史や通説では説明のつかない謎が多く残されている。本書では、古代から幕末・維新期まで、日本史上の「いまでもわからないこと」に焦点をあて、その真相に迫るさまざまな仮説を紹介する。想像力と推理力で、日本史の謎を存分に楽しむための一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マッちゃま
14
いわゆる歴史の中においてハッキリしていない部分やスッキリしかねる部分を紹介してくれる内容。サブタイトルの「〜謎の真相に迫る!」までは全く行ってない様に僕は思ったんだけど、かなり考察は浅く、代わり たくさんの歴史の謎を紹介してくれております。歴史絡みのミステリとか大好きやし、「へえ〜」と思わせる謎はいくつもありました。そんなの知りたい方の入門書的な本かと。縄文時代とかは勿論、明治辺りにも謎が有り、??年後かには令和時代の歴史の謎なんかも語られるんだろか?たくさん出ては否定されていく仮説も1つの物語なんかな。2023/09/30
おかポン
0
研究が進んだことにより従来の説とは異なる説が出てきた話をまとめた一冊。サクッと読める内容で日本史ビギナーには良いと思う。反面、ヘビーユーザーにはもっと踏み込んでほしいと思う内容なので、これを機にさらに踏み込んだ著作を求めるのも良いかも。2024/01/24