集英社文庫<br> 家康を愛した女たち

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集英社文庫
家康を愛した女たち

  • 著者名:植松三十里【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 集英社(2023/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784087444568

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内容説明

人質暮らしの幼い家康を養育した祖母華陽院。父に離縁され、赤子の頃別れた母於大の方。正室となり息子を生んだが、無残な最期を迎えた築山殿。関ヶ原の戦いまでの戦乱を共に生き抜き、盟友となった北政所。側室となり、豊臣方との交渉役を務めた阿茶局。徳川と天皇家を結ぶ役目を背負った孫の和子。世継ぎ決定の為、駿府に向かった家光の乳母春日局――。戦国を共に生き抜いた側室や戦友たる女たちが女性視点で語る、「私」だけが知る家康の真の姿! 2023年NHK大河ドラマをさらに楽しめる画期的な歴史小説全7編。

目次

第一章 華陽院
第二章 築山殿
第三章 於大の方
第四章 北政所
第五章 阿茶局
第六章 徳川和子
第七章 春日局

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

138
「私だけが知っている」かの家康を間近で見ていたはずの7人の女性達が自ら語る、様々な事件での彼の振舞い、事の顛末。通して読めば、家康の年代記となる。印象に残ったのは、今、大河ドラマの中で仲睦まじく暮らす二人よりも、やはりこちらが実像であろう、と思われる『築山殿』の章と、母於大が語る家康の異父弟、松平康俊の過酷な生涯。戦乱の世に生まれなければ、もっと違う人生を歩めたであろうに、歴史の荒波に翻弄された生涯であった。2023/03/10

ポチ

48
家康に関わりのある7人の女性達。やはり印象に残るのは築山殿。最後に放ったひと言に思わず鳥肌が…。2023/04/11

布遊

32
家康の周りの7人の女性目線で書かれている。華陽院・築山殿・於大の方・北政所・阿茶局・徳川和子・春日局。この時代は、戦のことが書かれていることが多いが、こう言った女性目線も面白い。華陽院のことは、知らなかったが、菩提寺は実家の近くであり行ってみたい。それにしても、当時は何歳になっても何回も嫁ぐことが、普通だったことに驚く。2023/09/30

きさらぎ

24
タイトル通り、女性から見た家康。妻、母、祖母など、家康の近くにいた女性が語る家康像は、今まで抱いていた忍耐強いだけのイメージとは少し違う。女性の目から見た弱い部分、情け深い部分が好ましく感じる。信長や秀吉と比べると地味で人気もさほどない武将だけど、今年は大河ドラマにもなり、そちらも楽しんでいる。2023/04/14

宇宙猫

20
★★ 女たちのドラマを期待したが、家康と関わりがあった女性の視点で、徳川3代を解説という内容だった。歴史観も一般的なもので面白味がないのだけど、入内した秀忠の娘の和子の話は読んだことがなかったので新鮮で良かった。2024/01/02

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