在庫戦略の教科書

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在庫戦略の教科書

  • 著者名:古谷賢一【著】
  • 価格 ¥3,520(本体¥3,200)
  • 日経BP(2023/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784296201211

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内容説明

新型コロナウイルス禍による物流網の寸断に、ウクライナ危機をはじめとした国際情勢の変化による供給不安、そして相次ぐ自然災害による工場の操業停止……。さまざまな要因が製造業におけるサプライチェーン(供給網)の安定性を脅かしています。こうした事態に多くの企業が在庫の考え方を見直し始めました。ところが、多くは在庫の「善悪論」に終始しているというのが実態です。本書が勧めるのは「目的志向の在庫論」です。すなわち、在庫を必要性で見るのではなく、経営目的の達成に貢献しているか否かで評価します。その上で、さらに「攻めの在庫」と「守りの在庫」という攻守2つの視点で在庫を戦略的に捉えていくという方法を解説します。在庫管理のノウハウについては類書が多く出ていますが、経営視点で目的志向の考え方で在庫戦略に触れた書籍はあまりありません。本書が不確実なこれからの時代に負けない在庫戦略を立案する一助になれば幸いです。

目次

第1章 本書で考える在庫の定義
1.1 在庫とは何か
1.2 在庫の経営的意味
第2章 不確実な時代における在庫の課題
2.1 調達非常事態の厳しい現実
2.2 調達非常事態はずさんな在庫管理の免罪符ではない
2.3 在庫の善悪論を経営目線で考える
第3章 その在庫は付加価値の向上に役立っているか
3.1 在庫は経営目標を実現するための手段
3.2 実務者にとって在庫があると便利な現実
3.3 在庫を持つことで付加価値をどう高めるか
第4章 その在庫はリスクの回避・低減に役立っているか
4.1 在庫を持つことは経営を安定化するための手段
4.2 実務者にとって在庫があると多くのリスクを回避できる現実
4.3 在庫を持つことでリスクをどう回避・低減するのか
第5章 知っておくべき在庫の基本
5.1 在庫の理論は武器になる
5.2 在庫理論の基本的な考え方と実用面での注意点
5.3 サプライチェーン・ビジネスモデルから見た在庫の考え方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たつ

2
我が社の在庫はどうあるべきかといった在庫の在り方を考える。経営や工場運営を担う管理者に向けて、在庫の意味および在庫戦略を考えるための指南書。在庫は、企業が販売する目的で一時的に保有するものの総称。会計的には棚卸し資産と呼ばれる。流動資産に属する資産は、製品在庫と仕掛かり在庫、原材料在庫に相当する。製品は、自ら製造・加工したもの。商品は、自ら製造・加工していないもの。在庫は金が姿を変えたもの。2023/04/30

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