内容説明
古代の戦乱から明治維新まで
時代を動かした合戦を徹底解剖
日本の歴史を動かした出来事や時代の転換期には必ずと言ってよいほど武力衝突=合戦がありました。覇権争い、権力構造の変遷、世相など国の命運は合戦の結果に左右されてきたのです。
本書では古代から明治維新までの主要な合戦を網羅。戦況図、主要な場面絵、武将、時代への影響などをパッと見てわかるよう豊富なイラストで徹底的に図解。
古代から明治維新までの合戦を串刺しにして一気に読み解くことで日本という国の変遷と本質を鮮やかに浮かびあがらせます。
彼らはなぜ戦わざるをえなかったのか? 先人たちが紡いだ歴史を私たちの知見に変えることは、争いをなくすための未来への糧となるはずです。
【本書のポイント】
◎61の合戦を見開き完結で一気に解説。要点をつかみながら深く学べる
◎戦況図、戦略、主要場面、武将をイラストで図解
◎大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の合戦も網羅!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鮭
10
平易な一冊。メジャーな国内の戦いを記載している。 個人的には古代からの武装の変遷が興味深い。奈良まであった弩が滅びた理由が気になる。弩の方が出たばかりの火縄銃より余程有用だったのでは。2022/06/27
たつや
4
日本の戦をほぼ全て網羅した図鑑。武器や防具、城の歴史等をイラストで、見て楽しめる。私のようなビギナーにはうってつけの一冊でした。2023/03/23
乱読家 護る会支持!
4
「白村江の戦い」から「西南戦争」まで、61の合戦を左右見開きで読みやすくしたもの。 なぜ、勝者は勝者たりたのか、、、 武者の奇襲攻撃など作戦が功を奏した戦い、地形を利用した戦い、物量で圧倒した戦いなど、それぞれの合戦にその理由があるわけで、そこの深掘りをして、「戦いに勝つこと」の本質を書いてほしかったですね。2022/08/28
Go Extreme
2
古代→中世の戦乱: 合戦マップー飛鳥・奈良・平安 白村江の戦い 平将門の乱 平治の乱 源平の争い: 合戦マップー平安・鎌倉 石橋山の戦い 壇ノ浦の戦い 承久の乱 蒙古襲来と南北朝動乱: 合戦マップー鎌倉・南北朝・室町 文永の役 弘安の役 観応の擾乱 戦国時代と群雄割拠: 合戦マップー室町・戦国・安土桃山 享徳の乱 応仁の乱 厳島の戦い 桶狭間の戦い 本能寺の変 秀吉・家康の天下一統: 合戦マップー安土桃山・江戸 山崎の戦い 大坂夏の陣 島原の乱 幕末維新の戦い: 合戦マップー幕末・明治 長州征討 西南戦争2022/05/29
shuco
0
合戦の流れを年代順に具体的に書かれている。 この本と武将図鑑的な本とお城の歴史を読めば理解が深まりそう。2023/12/27