内容説明
■自分をすてて「たよる」、大きな力に「まかせる」、思い悩まず「おもいきる」。
悪人こそ往生する、地獄が私のすみか……。「逆説」に満ちた親鸞の言葉は爆発的突破力を持っている。
[目次]
第1章 歎異抄を解く
第2章 歎異抄を読む
〈著者略歴〉
齋藤 孝(さいとう たかし)
明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。『声に出して読みたい日本語 音読テキスト③ 歎異抄』(草思社)、『図解 資本論 未来へのヒント』(ウェッジ)等、著書多数
※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『図解 歎異抄 たよる、まかせる、おもいきる』(2022年12月30日 第1刷)に基づいて制作されました。
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感想・レビュー
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らる
2
念仏すると本当に浄土に生まれるのかは、自身にはわからない。師の教えを信じ、一切の疑いをはさまない/自分でやっていると思えば、他人に対してイライラする。自分のしたことも含め天のなせるわざ、阿弥陀様のはからいだ、と考えれば平安な心でいられる/他力とはある大きな力におまかせする、ということ。他力に任せた安心感によって、チャレンジすることもできるようになる/他力=自然2023/11/05
yasutomo
1
歎異抄の内容が素晴らしい。読むと希望を持って生きれる。 思い込みの勘違いでも、それでもいいような。何度でも読みたくなる本でした。2024/12/18
ゼロ投資大学
1
他力の考え方を人生に活かす方法を教えてくれる「歎異抄」を図解でわかりやすく解説する。親鸞の弟子の唯円が、師の教えを聞いて耳に溜まっている言葉を書き記したのが「歎異抄」です。煩悩から解放され、迷いを断ち切ることで、人生に前向きになれる珠玉のエッセンスが詰まっています。2023/05/09
cebola6
1
斉藤先生が分かりやすく説明くれます。2023/03/12