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内容説明
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何不自由なく暮らしていたお姫様。13歳の時、死の間際のお母さんが、仏さまのお告げといって、姫に鉢をかぶせます。以来、その鉢は姫の頭からとれなくなってしまいます。1938年刊を現代仮名遣いで再刊。
昭和11年より出版され、昭和の子どもたちを夢中にさせた「講談社の絵本」から、選りすぐりの名作を新編集で復刊! 日本画・童画の大家たちによる本物の絵の美しさ・丹念さをご堪能ください。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
18
そういやこんな絵なかなかないよね。絵本?って感じだ。新しい取り組みだと思う。何年前だよって話だけど。あくまでも野間佐和子なんだと思う。ここも変わらない。それがよいことなのだ。2020/02/25
(can´﹀`*)/
15
初めて知った鉢かつぎ姫*タイトルからくすっと笑えるお話かな?と思てたー。内容は、母が亡くなるときに仏様のお告げとして、娘にかぶせた大きな木の鉢。娘は鉢のせいでいじめられ、きもちわるがられる。ただ鉢をかぶっているだけなのに!!(いや、十分気になるか。) しかし気立てのいい娘は殿様の息子に見初められ…さぁどうなる☆といった正統派昔ばなしでした(*^^*)2014/09/27
遠い日
11
新・講談社の絵本シリーズ10。「まえがき」は今江祥智氏。絵は、広川操一氏。好きな昔話。鉢かつぎ姫の健気ながんばりと、真実がいちどきにさらけだされる場面がいつもどきどきする。美しい日本画にうっとり。2020/12/16
Eiko
6
人生で影響を受けた本100冊の本棚に入れるため、これから一年かけて100冊を選ぶので、読んだ本とかページ数が増えると思うけど、実際の冊数とはかけ離れるのが嫌だなと思っております。
ヒラP@ehon.gohon
4
死を前にした母親から、鉢を被せられた娘はいじめをうけ、家出をして自殺まではかろうとするはど不幸でした。 最後にはとても幸せになれるのですが、鉢かつぎ姫の試練が訳もなく心に響きました。 裕福な身分でありながら、この試練は何を意味するのでしょうか? 広川操一の絵が古風で味わいがあるだけに、昔の道徳観に係わる部分も有るのでしょうか? 描かれている生活風景にも、昔をしのばれるものが多いと思いました。 2014/11/28