講談社学術文庫<br> 独立のすすめ 福沢諭吉演説集

個数:1
紙書籍版価格
¥1,496
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

講談社学術文庫
独立のすすめ 福沢諭吉演説集

  • 著者名:小川原正道【編】/福沢諭吉【著】
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • 講談社(2023/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065306802

ファイル: /

内容説明

speechを「演説」と訳したのは福沢だった。
そして福沢自身、抜きん出た名演説家だった。

日本の近代化・文明化のためには、独立した個人が自らの思想を大いに論じ合わなければならない。
明治という時代が大きく動き出す中で、日本のよりよき未来を、熱く巧みな弁論で語り尽くした、その記録。
著作で見せるのとはひと味違う、福沢のライブ感溢れる言葉が、時代を超えて日本人の心を撃つ!

今日における福沢の思想史的再検討をリードする編者が、残されている速記録や原稿から「名演説」を厳選し、わかりやすい解説を付して編集した、画期的演説集。

【本書より】
日本世界をもっとわいわいとアジテーションをさせて、そうして進歩するように致したいと思う。それが私の道楽、死ぬまでの道楽。何卒皆さんも御同意下さるように。

【主な内容】
第一章 「演説」と「交際」の創始
 演説はなぜ必要か/政府の専制から人民の政府 など
第二章 実業界へ出でよ
 智識交換・世務諮詢に不景気なし/道徳は説くのではなく示せ など
第三章 立憲国家の国民へ向けて
 経済学芸への注意を怠るな/学問に凝る勿れ など
第四章 個人の独立、国家の独立
 銭は「人生独立の母」なり/政論の下戸となるな/学者は飼い殺せ など
第五章 次世代へのメッセージ
 老却せる老生からの勧告/排外主義と自尊自大の戒め など
編者解説

最近チェックした商品