ラピス文庫<br> 夏草の檻

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ラピス文庫
夏草の檻

  • ISBN:9784829654774

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内容説明

少年は、幼馴染みで高校の同級生・夏己の美しさと強さに惹かれ、その存在に支配されていた。夏己もまた、子どものころ少年の右頬に消えない傷痕をつけてしまって以来、少年に囚われている。少年の存在から逃れようとする夏己と、夏己を求め続ける少年。そんな中、細工をされ欠陥のあるバイクでツーリングに出かけた二人は、事故に遭い…。切ない想いを描いた2作品を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぬここ

1
『月の庭で会いましょう』と『夏草の檻』という、それぞれ独立した短編が収録。表題にもなった『夏草の檻』のあまりの病みっぷりに、『月の庭で~』がどんな話だったのか、記憶から抜け落ちたほど。個人的には、『夏草~』の主人公が両腕を失ったその後を読んでみたい。2012/03/01

Kahorin*

0
BL?2016/06/23

ayano

0
短編2編。いずれもほとんどプラトニック。最初の「月の裏で逢いましょう」は、自分の気持ちに気づいたとたんに死別という切ないけれど甘酸っぱい。表題作「夏草の檻」は、狂気に近いほどの執着ぶりが恐ろしい。病みっぷりにドキドキしながら読んだが、読み返す勇気はない…2013/03/19

藤乃

0
★所持

扉のこちら側

0
2007年に読んだ。2007/05/01

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