内容説明
犯した罪を悔い、聖職者としての道を捨てた澄哉は、街を彷徨い不思議な喫茶店に辿り着く。そこで悪魔を自称する店主・吾聞に気に入られ、彼を満足させる“契約”で住み込み店員となった。悲壮な覚悟で犯した罪を告白しても、吾聞は不遜な態度で澄哉を受け止めてくれた。居場所をもらったようで嬉しい澄哉だったが、「いい拾いものをした」とご満悦な吾聞にキスされて……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けい
42
ナポリタン好きです。先生が酷いやつすぎる。末長くお幸せに。2015/09/05
ううち
33
作家さん買い。BLものは初。美味しそうな食べ物が出てくるような気がして購入しました。ストーリーはシンプルで読みやすかったです。ナポリタンがすごく美味しそうでした!毎日はちょっと厳しいけれど…。サイフォンで淹れるコーヒーは難しそうですが試してみたいものです。2015/11/28
きょん
29
アモンさんが悪魔というには堕落も勧めないし、人間よりストイックな良い人だった。安定の安心感で気持ち良く読めました。しかし、毎日ナポリタンは飽きるんじゃないかなあ?2014/11/26
とも*
28
恋人としてより家族愛的な話だったような気が… 人間の感情に疎い吾聞の言動が楽しかったかな。 ナポリタンが食べたくなったけどさすがに毎日はイヤかも。 2014/11/15
サキヤマ アン
26
星占いのディスペンサーって田舎の喫茶で、小学生の低学年の頃に見たくらいで物凄く懐かしい。吾聞(実は悪魔)が澄哉に出したトーストやナポリタンは、実に美味しそうだった。元聖職者と悪魔って組み合わせも面白かった。サクッと楽しく読んだ。2014/07/14