小学館文庫<br> 山岳捜査

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小学館文庫
山岳捜査

  • 著者名:笹本稜平【著】
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • 小学館(2023/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784094072211

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内容説明

警察小説と山岳小説の完璧な融合!

「山はおれたちが護らなければならない聖域だ」
長野県警山岳遭難救助隊に所属する桑崎祐二は、鹿島槍北壁からの下山途中、谷あいに倒れている人物を発見する。すでに死亡していたその女性の首には、索条痕と吉川線があり、他殺死体だと認められた。しかし桑崎らをヘリコプターに収容する直前、雪崩が発生し、死体は飲み込まれてしまう。
桑崎は、死体を発見する前日、同じ場所で不審な三人組を目撃していた。さらに、三月の気温の上がる時期にも関わらず、死体は完全凍結していた。三人組と女性との関係は? なぜ死体は凍ったまま発見されたのか。
吹雪の北アルプスでの壮絶な捜索行。その果てに明かされた真実とは──。
山岳小説と警察小説の面白さを融合した著者新境地の長編ミステリ-。

※この作品は単行本版『山岳捜査』として配信されていた作品の文庫本版です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y.yamabuki

15
スリリングな雪山での活動、新たな発見で深まる謎。初読みの私には、大満足の作品だったけれど、レビューを読んでいると著者のもっと感動的な作品が有るらしい。次は何を読めばいいのかな?2023/02/09

Yuri

13
作家さん読み。冬山の恐ろしさと美しさに圧倒されます。主人公は山岳捜査と救助に長けた警察官。難航する操作の中に少しずつ構築される絆も心に染みます。2023/11/14

ありん

5
山岳遭難救助隊は、山で遭難した人たちを救助するための組織。 麓から見る山々はどの季節でも人を圧倒する雄大さや美しさがあるから、人を魅了するのだと思う。でも、山に登るのは、命を落とす危険と背中合わせで、それでも登りたい人達がたくさんいて、運悪く事故にあうと山岳救助隊のお世話になる。 そんな救助隊の人達が出くわした事件を命を掛けて解明する小説。 2023/03/29

ohion

5
山岳小説と警察小説の融合。3月終わりの後立山で発見された女性の死体。山岳救助隊員と刑事が事件の真相に迫る。捜査も山行も緊迫感あって読み進む。とても面白かった。2023/02/04

サンドイッチマン

3
今までの山岳小説と警察小説をここで結実。読了後、これからが楽しみとなったにもかかわらず、もう読めなくなってしまい残念!2023/01/16

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