小学館文庫<br> 山岳捜査

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小学館文庫
山岳捜査

  • 著者名:笹本稜平【著】
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • 小学館(2023/01発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094072211

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内容説明

警察小説と山岳小説の完璧な融合!

「山はおれたちが護らなければならない聖域だ」
長野県警山岳遭難救助隊に所属する桑崎祐二は、鹿島槍北壁からの下山途中、谷あいに倒れている人物を発見する。すでに死亡していたその女性の首には、索条痕と吉川線があり、他殺死体だと認められた。しかし桑崎らをヘリコプターに収容する直前、雪崩が発生し、死体は飲み込まれてしまう。
桑崎は、死体を発見する前日、同じ場所で不審な三人組を目撃していた。さらに、三月の気温の上がる時期にも関わらず、死体は完全凍結していた。三人組と女性との関係は? なぜ死体は凍ったまま発見されたのか。
吹雪の北アルプスでの壮絶な捜索行。その果てに明かされた真実とは──。
山岳小説と警察小説の面白さを融合した著者新境地の長編ミステリ-。

※この作品は単行本版『山岳捜査』として配信されていた作品の文庫本版です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

24
少しは涼しくなるかと思いましたが…。山岳遭難救助隊のお仕事、命懸けですね。登山は無理せず楽しまねばですね。2024/09/15

Y.yamabuki

15
スリリングな雪山での活動、新たな発見で深まる謎。初読みの私には、大満足の作品だったけれど、レビューを読んでいると著者のもっと感動的な作品が有るらしい。次は何を読めばいいのかな?2023/02/09

Yuri

13
作家さん読み。冬山の恐ろしさと美しさに圧倒されます。主人公は山岳捜査と救助に長けた警察官。難航する操作の中に少しずつ構築される絆も心に染みます。2023/11/14

a.i

5
★★★登山経験のない自分でも想像しやすい、詳しい山の描写がよかった。なかなか面白かったけど、結末はイマイチだったかな。2024/11/02

あきひと

5
笹本さん21年に亡くなられたとのことでご冥福祈ります。山岳ものを中心に読んできましたが、本作は、積雪期の北アルプス 後立山連峰が描かれていて、遠見尾根と八峰キレットでの救助シーンがリアリティ豊かで緊張感もあり良かった。県警捜査一課が加わり真相に迫ろうとするが、その糸口が次々失われて行くあたりは、ミステリーとしてもハラハラさせられ面白かった。2024/10/10

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