内容説明
日本における韓流・K―POPブームを間近で見守ってきた、人気MC古家正亨の初エッセイ。人気K-POPスター達から「ふるやさ~ん!」と親しまれ、来日プロモーション時やイベントMCを数多く務めていることからファンにもお馴染みの存在である著者だが、そのバックグラウンドには、ラジオDJとしての活動にこだわり、韓国のポピュラー音楽である「K―POP」の魅力を日本に伝えようと、四半世紀にわたって努力を続けてきた姿があった。音楽を通じて、日韓の架け橋として活躍してきた著者の、20数年にわたるその活動を振り返り、次の世代を担う若者たちに贈るメッセージと共に、その未来を託していく。また、スターからも、ファンからも愛されるその“MC術”の秘密も。
【目次】
CHAPTER 1 夢はラジオDJ
CHAPTER 2 韓国との出会い
CHAPTER 3 日本にカムバック
CHAPTER 4 第一次韓流ブーム前夜
CHAPTER 5 冬のソナタがやってきた
CHAPTER 6 韓流ブームの波に乗って
CHAPTER 7 大阪から再出発
CHAPTER 8 K-POPとK-POPに携わる人たちのこれから
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mihorin
5
私の推しのイベントでよくMCをしてくださる古家さんは、穏やかで聞き丈夫で謙虚な方というイメージでしたが、kpopを通じて日韓の架け橋として長年に渡り強い信念と情熱を持って働いてこられた方ということがよくわかる本でした。 両国の抱える問題点もきちんと提言し、政治と文化を分けて考えるのではなく、知らないから、わからないから関係ないという考え方では両国の未来は見えてこない。自分の好きな人の国についてもっと知り、両国の関係をどうしたら改善できるか深掘りしてほしいと語られています。 2023/05/19
うさぽん
3
古家さんの半生から見たK-POP史と、「韓流MC」としての心構え。いわゆる第四世代からハマった身からすると、こんなに前からK-POPを伝えようとし続けてたのか…と驚くばかり。 文化と政治は切り離せないからこそ、文化を大事にしたい私たちが政治についてもちゃんと考えることが大事だよね、というメッセージも。 「心構え」からは、どの仕事でも下調べの重要さも同じだなあと考えさせられる。アーティストと楽しそうにしているように見える仕事も、結局は地道な努力の積み重ね。2023/12/13
コフィ
3
古家さんの情熱が伝わる良書。2023/02/14
だんぼママ
2
Kpopファン必読。そして古家さん、尊敬。2023/03/02
Satoshi Yamada
1
☆☆2023/11/19