内容説明
傭兵稼業を引退しカリフォルニアにやってきたデズは、民間軍事会社一族の娘の誘拐未遂を契機に、国を揺るがす軍事騒乱の渦中へ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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43
🌟🌟🌟🌟☆。(🌟×3.8)500ページを越える大作だけどとても読み易くサクサクいける。ブサイクで背が低いドワーフというイメージ、ユーモアと愛嬌たっぷりで情に厚くてとっても強い主人公デズがドライブ感を効かせて物語を転がしていく展開はさながら80〜90年代元気だったハリウッドのお家芸『オッサンがたったひとりで巨悪に立ち向かう』アクションエンタメ映画を彷彿とさせる。そこはとっても面白かったのだが、クライマックスの展開はデズは陰に隠れた印象であまりスカッとした終わり方ではなかった。2024/10/19
羊山羊
19
ひょんなことから主人公デズが助けた女性は民間軍事会社の社長令嬢だった!彼女の会社では大きな陰謀が進行していて…という冒険アクション。もうね、主人公デズが鬼強すぎ。複数人だろうが何だろうがひたすら上から叩き潰しちゃう。クールなタフガイだ。作中の敵の過激派は、割とストレートに先日の米国議会議事堂襲撃事件の頃のアメリカを思い出す。着眼点はうまいなーと思った。いい作家様でした。あと、デズがご飯を心底不味そうに食べるのが不思議と食指をそそる、謎なグルメ要素がある(笑)好きだ。 2023/04/02
tom
18
読み始めたときには、リーチャーとグレイマンと、もう一人誰だったか、そういうキャラクターを重ねていたのだけど、この本の主人公ダグはちょっと違う。殺人に慣れているとはいえ、サイコパスにもソシオパスにも似たようで似てなくもなくて・・。まあ、こんなことはともかく、物語はハイテンポ、なかなかの粗雑、かなりの大ざっぱ(粗雑と同じか)で進行。見事に大団円となりましたとさという終わり方。とりあえずエンタメ、読んで面白いかと問われたら、答えようはないけれど、それでも最後まで読んでしまった(笑)。なんだか、情けないような。2023/12/17
Masa
12
読了。ニューヒーローの登場だ! と、あとがき見たいな出だしの感想。でもそれがすごくしっくりくる。ひっさびさにこの手の物語で、「面白いぞこれ!」と思って最後まで読み切りました。続編? いやぁもう、絶対読むでしょ。主人公のデズが最高にいかしてます!
ひーじー
9
3.5/5 何の前知識もなく書店で衝動買いした本書ですが、職場への行き帰りの時間、それなりに楽しめました。でもこれは「戦争」じゃないよねw 原題の「ゲートキーパー」の方がしっくりきます。最初は極端な白人至上主義者たちによる単純な新州分離運動と思えたものが、実は新国家独立の大がかりな計画だったという話。主人公はお世辞にもスマートとはいえない(体型が)筋肉質でガニ股の男。そして主人公をはるかに超える切れ者の依頼人も、主人公を助ける刑事やその上司の警部もすべて女性なのが、今の小説だなあ……という気がしました。2023/03/15
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