ハヤカワ文庫NV<br> カリフォルニア独立戦争

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ハヤカワ文庫NV
カリフォルニア独立戦争

  • 著者名:ジェイムズバーン【著】/渡辺義久【訳】
  • 価格 ¥1,496(本体¥1,360)
  • 早川書房(2022/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150415037

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内容説明

傭兵稼業を引退しカリフォルニアにやってきたデズは、民間軍事会社一族の娘の誘拐未遂を契機に、国を揺るがす軍事騒乱の渦中へ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

羊山羊

19
ひょんなことから主人公デズが助けた女性は民間軍事会社の社長令嬢だった!彼女の会社では大きな陰謀が進行していて…という冒険アクション。もうね、主人公デズが鬼強すぎ。複数人だろうが何だろうがひたすら上から叩き潰しちゃう。クールなタフガイだ。作中の敵の過激派は、割とストレートに先日の米国議会議事堂襲撃事件の頃のアメリカを思い出す。着眼点はうまいなーと思った。いい作家様でした。あと、デズがご飯を心底不味そうに食べるのが不思議と食指をそそる、謎なグルメ要素がある(笑)好きだ。 2023/04/02

tom

18
読み始めたときには、リーチャーとグレイマンと、もう一人誰だったか、そういうキャラクターを重ねていたのだけど、この本の主人公ダグはちょっと違う。殺人に慣れているとはいえ、サイコパスにもソシオパスにも似たようで似てなくもなくて・・。まあ、こんなことはともかく、物語はハイテンポ、なかなかの粗雑、かなりの大ざっぱ(粗雑と同じか)で進行。見事に大団円となりましたとさという終わり方。とりあえずエンタメ、読んで面白いかと問われたら、答えようはないけれど、それでも最後まで読んでしまった(笑)。なんだか、情けないような。2023/12/17

Masa

12
読了。ニューヒーローの登場だ! と、あとがき見たいな出だしの感想。でもそれがすごくしっくりくる。ひっさびさにこの手の物語で、「面白いぞこれ!」と思って最後まで読み切りました。続編? いやぁもう、絶対読むでしょ。主人公のデズが最高にいかしてます!

ひーじー

9
3.5/5 何の前知識もなく書店で衝動買いした本書ですが、職場への行き帰りの時間、それなりに楽しめました。でもこれは「戦争」じゃないよねw 原題の「ゲートキーパー」の方がしっくりきます。最初は極端な白人至上主義者たちによる単純な新州分離運動と思えたものが、実は新国家独立の大がかりな計画だったという話。主人公はお世辞にもスマートとはいえない(体型が)筋肉質でガニ股の男。そして主人公をはるかに超える切れ者の依頼人も、主人公を助ける刑事やその上司の警部もすべて女性なのが、今の小説だなあ……という気がしました。2023/03/15

Katsuto Yoshinaga

7
「我々の国は新たなバチカンになるのだ。都市国家。太平洋の縁の小さな国。しかし、何十億ドルというカネと、(中略)世界を支配する最先端のコンピュータの国際的インフラもある」と、巨大企業となったPMFが独立国家樹立を画策する。なんとまあ現代的で、冒険小説らしい設定。これは素晴らしそうだと飛びついたのだがガッカリ。とにかく主人公が好みじゃない。IT/戦闘/軍事スキル高め、食や酒に一家言有、楽器を嗜み女好き、なんだかエライ人とも知り合い。こんな主人公が大した窮地にも陥らずに大活躍。どうにも痺れなかった。2023/11/05

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