内容説明
四半世紀を超えてジャイアントパンダを飼育するアドベンチャーワールドは中国を除くと世界一の繁殖例を誇る日本の施設。人間に換算すると約90歳の父・永明を筆頭に、グレートマザー良浜とその娘たちを日々お世話する飼育スタッフが、意外な素顔や出産・育児、不思議な生態について詳しく紹介。誰かに話したくなるトリビア満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルちゃん
35
全然知らなかった。和歌山県にあるアドベンチャーワールドもパンダの生態も。めっちゃ満足。「プンプン」言って、丸くなって拗ねちゃう姿なんか、もう胸の所がいたたた、、笑 いつかアドベンチャーワールドに行ってみたいな。で、浜家の皆を見れたら感動かも。スタッフの方々も凄い✨2023/04/25
りぃぃ
18
ずっと行きたくてタイミング合わなかったけど、返還前に駆け込みで会いに行ったのは、本当にいい思い出になった。パンダチームの思いを想像するだけでぐっとくる。2025/07/15
ガンジス川沐浴子
7
良い本。 アドベンに暮らすパンダたちの個々の特徴とか、楽しく読みました。 彩浜が小さく生まれて命が危なかったハラハラ育成エピソードとか。 楓浜良浜の親子写真など載っていて、よかった。 おっとり優しくパートナーに合わせて繁殖に貢献した永明、偉大だなー。2023/02/11
noko
6
まだ永明さんが日本にいる頃の本。この本を読んでいてわかったのは、やはり永明さんは偉大なパンダだったということ。だけど永明さんはグルメパンダ。塩分がついたものは✖️、排気ガスを浴びてるのも✖️、老い過ぎても若過ぎても✖️。雌パンダが雄を受け入れるのは、年間2〜3日でタイミングが難しい。筍を離乳食として食べれる時期に産まれる。でもパンダの赤ちゃんは、一週間が危険な時期なので、気が抜けない。中国人スタッフはパンダ飼育には欠かせない大切な存在で、コロナ時期彼らが居らず、日本人スタッフだけで乗り切ったが大変だった。2024/06/18
むさみか
6
パンダ全般に関すること パンダファミリーの性格など 種類豊富な知られざるパンダトリビアが満載 個人的に知って感心したのは なぜパンダの赤ちゃんが あんなに小さいのか やはり竹を主食にしているため 赤ちゃんを大きく育てる栄養分が 取りにくいからなんですね 小さく生んで大きく育てる戦法 いくらコツがあると言えども 赤ちゃんを預かったり 健康観察するには パンダとの信頼関係が 大事ですよね スタッフの方たちに懐く仕草など 心温まるお話でした2023/04/27