- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
「変わらなくてはならないと思いつつ、なかなか変われない旧来型大企業」「迷走しつつあるワンマン企業」の2つのストーリーを軸に、企業変革のノウハウを展開するのが本書。単なる「改革」ではなく、会社そのものを作り替える「コーポレートトランスフォーメーション(CX)」の具体的手法を、リアルなストーリーを楽しみながら身につけることができる。多くの企業の経営改革に携わってきた著者だけに、極めてリアルな「あるある」が満載の1冊。「会社を変えたい」と思うすべてのビジネスパーソンに贈る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
難波猛
1
#読書 ◆不況業界の大企業、オーナー中小企業における企業変革(CX)ストーリー ◆改善や深化でなく破壊による非連続な探索と改革 ◆CX4プロセス=事業実態の見える化、事業の再定義・再構想、事業戦略策定、KPI設定・定着 ◆収益構造と課題構造の見える化 ◆人員削減では全社最適が先、ボトムアップ型で所与の組織を前提にしない ◆ビジネス、組織の形、人材のありかたを非連続に変革する ◆見たくない現実を直視する ◆潜在的顕在的抵抗勢力と戦う ◆定常的に心地よいストレスがかかる組織へ2024/07/28
Keikoh
1
CX。企業を根本から作り変えるんだ。それは主要なビジネスモデルはもちろん、会社の組織から価値観や文化まで変えることを意味する。もちろん血も流れる。 事業実態の『見える化』→事業の再定義・組織構想→事業戦略策定→KPI設定・定着 変革と実行のトレードオフに果敢に立ち向かい、 七転八倒しながらやり切ること。 実質的な意思決定者、または機関決定を握る経営陣の過半数(全員ではない点が重要で、抜本的な変革案である以上、全員が賛成するわけがない)が変革に合意し、その実践を誓わなければ、CXは絶対にうまくいかない。2023/04/08
Yambeee
1
リアルな企業変革の事例がストーリー調に語られる。地方中堅企業の再生のようなVC→PEモデルはトライしてみたい。 ・変革のビジョンは長期に、成果は短期に ・収益構造の可視化と課題構造の可視化 ・データの見えるかは60点で良い、論点を明確に ・人員削減は小出しにしない、一回に決着させる ・企業変革には強いミドルリーダーの存在2023/01/21
Ryo
0
コーポレートトランスフォーメーションを、再生のようなどうしてもせざるを得ないような状況でなくても実行を決断するために、2つの具体的なストーリーに則り、TIPSを学べる。 第三章のCXの落とし穴と成功の秘訣の中で、ビジョンの欠如が挙げられており、事業戦略と数値計画は別物であり、将来どうありたいか、どこでどのように戦って、どのような付加価値を社会・顧客に提供していくのかといった大きな方向性を決める必要がある、というくだりが最も刺さった。2024/09/08
shinchiki
0
斜陽産業、ワンマン企業、2つの物語から企業変革の方法、課題などがわかりやすく描かれている。「改革」は企業のみならず大いに宣言されていて聞き慣れているが、ほとんどよくて「改善」(現状維持・肯定)なのが現実か。本質は変化を厭うのが人間。ゆでがえる化し、沸騰して火傷して気づく。2023/05/11
-
- 電子書籍
- ペリリュー島玉砕戦 南海の孤島七十日間…
-
- 電子書籍
- 東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー …
-
- 電子書籍
- 噛んで、注いで、甘やかして ~ケモノな…
-
- 電子書籍
- 東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー(…
-
- 電子書籍
- あさこ食堂の 一緒に食べたいおそごはん!