中公文庫<br> 青二才で候

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中公文庫
青二才で候

  • 著者名:吉森大祐【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 中央公論新社(2022/12発売)
  • 中央公論新社 GW特大フェア ポイント40倍!(~5/12)
  • ポイント 320pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122073012

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内容説明

大藩藤堂家に仕える澤村甚九郎は、病弱な兄に代わり江戸藩邸出仕を命じられた。伊賀十五家のひとつとはいえ、所詮は貧しい下級藩士。旧い組織の中で汲々と生きる人生にうんざりしていた若い彼は、江戸で立身出世を目論む。だが、夢見ていた甘い思惑は外れ、じゃじゃ馬で鳴らす姫様の守役にされてしまい、困惑する甚九郎だが!? 文庫書き下ろし

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

onasu

13
伊勢藤堂家に仕える小禄の澤村家。兄の当主に江戸藩邸への出仕が命じられたが病弱なため、代わりに次男・甚九郎が江戸へ。  役向きは奥向きで、傍流の姫の守り役。望んだ役ではないが、部屋住みとしては、江戸でひとり立ちの術を得るべく、唯一の伝手、今は浪々の身の剣術道場の先輩を訪ねるが…。  市井の育ちで窮屈な暮らしの日奈姫、傘張りの内職に務める小川吉右衛門、出口を見つけたいのは甚九郎だけではなかった。己のみがあがいていると思い込んでいたが、すんでのところで手を差し伸べられ、「青二才」だったと気づけてやれやれ。2023/02/05

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