- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少女/レディース)
内容説明
看護師でありシングルマザーの「まゆん」さんと、
自閉スペクトラム症で特別支援級に在籍する
息子の「太郎くん」を包み込むやさしい世界の物語。
太郎くんと暮らす日常は、まゆんさんにとって
「そんな考え方があったんだ」と驚きの連続。
それを否定するか、受け入れるか。
考え方次第で、この世界は変わる。
自分にも人にも優しくなれる
生き方のヒントがここに。
・自閉症の息子の「当たり前」とは。
否定されない環境が作るやさしい世界
・「わかろうとすること」が「相手を思うこと」への第一歩。
感覚過敏の息子にかけた言葉とは
・つまずいたら固まる自閉症の息子が言った
「自分の気持ちは自分だけのものでいい」の意味
・料理に付ける「星の数」の意味。
おいしさの評価だけではないと
気付いた時、世界が広がった
・兄が突然亡くなった時、
家族みんなが「嘘であってほしい」と願った
ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
36
うちの図書館には自閉症スペクトラム関連のコミックエッセイが充実していて大変ためになっています。先日読んだ本のおうちもポジティブで素敵でしたが、こちらのお家も素敵です。著者のお母様の描写によると彼はかなり表現が上手な人みたい。当事者がどう感じているのかも伝わってくるところがとてもありがたい学びになりました。…ドッジボールに反応できず、切り替えが苦手だった私。今はこれだけサポートが進んでいるんだなあ…と教育現場のみなさんの努力に胸が熱くなりました。2023/06/27
yuko0611
1
図書館本。あまり読んだことのないタイプのコミックエッセイでした。自閉スペクトラムは身近な人にはいないし、ラッパーのGOMESSが確かそう、くらいの認識でしたが、家族関係の話としても気づきがありました。著者のご両親が素晴らしい。確かに「やさしい世界」。2023/06/25