謀略と捏造の二〇〇年戦争 釈明史観からは見えないウクライナ戦争と米国衰退の根源

個数:1
紙書籍版価格
¥1,815
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

謀略と捏造の二〇〇年戦争 釈明史観からは見えないウクライナ戦争と米国衰退の根源

  • 著者名:馬渕睦夫【著】/渡辺惣樹【著】
  • 価格 ¥1,633(本体¥1,485)
  • 徳間書店(2022/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198655785

ファイル: /

内容説明

釈明史観(先勝国史観)からの脱却

ウクライナ侵攻は、「民主VS専制」または「西側VS新興国」と世界を二分させた。
国連も国際司法裁判所も機能不全をあからさまにし、それでも捏造と歪曲のプロパガンタが世界を駆け巡る。
都合良く書き換えられた近現代史を、掘り起こされた歴史的事実から見直し、メディアが伝えない2022年11月のアメリカ中間選挙での混乱とウクライナ戦争の顛末をふまえ、2023年以降世界情勢を予測する。
行き過ぎたアメリカの左傾化とポリコレは解消されるのか? ウクライナ紛争の虚実とは?
元ウクライナ大使・馬渕睦夫氏と日本近代史研究家・渡辺惣樹氏、ふたりの知見がクロスし、真の保守の姿も見えてくる。

「ウクライナ戦争」の正体はプーチン潰しであり、ウィーン会議以降、二〇〇年以上に及ぶ「国際金融家vs.ロシア」の最終戦争である、という見取り図を示したいと思います。
その大きな転換点は三つあります。第一はウィーン会議、第二にアメリカ南北戦争、第三はロシア革命です。これらは一本の線でまっすぐウクライナ戦争に結ばれているのです(馬渕睦夫)。

冷戦後の世界史を動かしたのは、アメリカの「ネオコン」だったと言っても過言ではありません。
「アメリカ例外主義」と定義されるように、「アメリカは神から野蛮国を啓蒙する義務を与えられた特別な国である」と過信している勢力です。
また他国への「干渉主義者」であり、実際多くの戦争を引き起こしてきました(渡辺惣樹)。

第一章  国際金融家vs.ロシア二〇〇年戦争
第二章 ナポレオンと「哲人政治」の本流
第三章 ヨーロッパを脅かした新興国アメリカ
第四章 世界大戦を仕掛けたチャーチルの闇
第五章 操り人形ウィルソン大統領の大罪
第六章 ドイツの英雄だったヒトラー
第七章 仕組まれたアメリカ解体が生んだトランプ
第八章 プーチンは誰と戦っているのか
第九章 二〇〇年戦争の行方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

45
世界経済に関して、その総資産の半分以上は全人口の数%の人々の下にあり、残りを大部分の人々が分け合っていると言われる。近代以降、どのような歴史的な流れの下にそのような構造が出来上がったのか。本書は、所謂修正主義を自称するお二人の対談であるが、上記のような仕組みが生まれる経緯や関わった人々の思惑が、一つの歴史観からという限定付きではあるが、解り易く説かれる。経済の大きなうねりの中で動いた、チャーチル、ヒトラー、ルーズベルト等の歴史上の要人が俎上に挙げられ、「世界史B」の釈明史観に立脚した思い込みが払拭される。2024/03/21

くらーく

1
いろんな角度から見る知るのも重要かと思いまして。どうしても、眠くなるのは二人で書いたからかしらねえ。加齢によるものだな、きっと。2024/01/06

やま茶

1
保守論者の一部にロシアを擁護する声がある。その理由はなんだろう。それを知るために読んだ。視点が変わる変わる。私たちが習った歴史は西側諸国の史観であり、普段接するニュースもそればかり。西側諸国に都合の悪いことは隠される。洗脳されてることに気づかなかった自分を発見。誰かから貰った情報でつじつまを合わせるのではなく、自分で情報を取って自分の頭で考えてこそ真の保守。私にはまだまだ難しい。また時間をおいて再読したい。★3.5(全てを理解できたわけではないので控えめ)2023/01/01

ちりとてhello

0
Youtubeで聞いていた二人の対談だったから、買ってみた。う~ん、世界史は苦手だったから、ほとんどチンプンカンプン。最後の方のウクライナ戦争のところだけついて行けたかな。2023/06/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20493278
  • ご注意事項