内容説明
家族心理学の定番テキストを全面改訂。新規の第12章では家族支援の観点から発達障害を解説。家族問題を多角的に分析し「家族」についての心理学的な知をさらに深められる内容に。公認心理師「社会・集団・家族心理学」の学習にも最適。Webサポートも充実。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
riviere(りびえーる)
25
途中で昨年12月に第2版が出たことに気が付きそちらに変えて読了。新版で付け加えられた「12章 発達障害と家族支援」が特によかった。障害のある人の学業から就職・結婚・子育てまで少ない紙面の中でポイントを押さえてある。他にはイクメンやステップファミリー、DV,虐待など時代の流れで新たに生まれた問題にも家族心理学の立場から触れている。執筆陣は多世代派がメインだが、それにこだわらず広く家族療法に触れていてバランスが取れている。なのでどちらかというと教科書的。WEBサポートページもあって、意外に役に立った。 2020/08/16