内容説明
尾張の大うつけ・織田信長のもとに、美濃の濃姫が嫁いできた。
和睦のための政略結婚。
偉ぶる信長と気の強い濃姫がうまくいくはずもなかった。
しかし桶狭間の戦いを皮切りに、敵だらけの戦国の世をともに駆け上がるうち、
ふたりはいつしか強い絆で結ばれていく。
そこには魔王と呼ばれながらもひとりの人間として悩みもがく信長と、彼の隣に立ち続ける濃姫の姿があった。
歴史の謎につつまれた、信長と濃姫の愛と激動の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
納間田 圭
129
魔王と呼ばれた信長さんと、彼に嫁いだマムシの娘。蝶のように自由を求めた胡蝶こと濃姫さん。昨日…🎥観て参りました。天下布武。是非に及ばず。京の街角で買った…三本足の蛙の香炉が鍵。「人であることなど…とうに捨てたわ」「我は人にあらず…第六天の魔王なり」 特に…明智光秀さんの謀反の新たな解釈が…斬新で画期的だった。そういう理由も…あり得る、あり得る。 そしてラストは…本能寺から脱出か⁉︎…なんてね。信長さんと濃姫さんの”愚かな夢物語”なのか⁉︎2023/03/16
だまし売りNo
34
織田信長と妻の濃姫(帰蝶)を描いた歴史映画です。レジェンドは信長、バタフライは濃姫を指します。バタフライは帰蝶の名前だけでなく、蝶のように自由に飛び回りたいという思いが込められています。 2023/04/12
チサエ
8
映画ありきで解釈がおもしろい。わりと斬新な信長像と濃姫の物語。同じ刻に逝ったのかな─と思うと、なかなか幸せな最期だったように思える。離れた糸も、縁があればまた繋がるのだな。映画観たいです。2023/01/27
夕月夜
5
映画のPRのイメージで買ったが、読むと信長と濃姫のラブストーリー。 PRは信長が前面に出てたけど、濃姫メイン?と、思う。 今まであまり見たことの無い信長像と、凛とした濃姫が良い。 濃姫がこんなに書かれていたのなら、映画を観ればよかったなぁ2023/04/01
ドットジェピー
4
面白かったです2023/01/11