文豪e叢書<br> 決定版 南方熊楠全集

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文豪e叢書
決定版 南方熊楠全集


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内容説明

近代日本の博物学、民俗学の先駆者的存在である南方熊楠の初期から最晩年までの論稿、随筆、評論など約60作品を収録した南方熊楠全集の決定版です。
■目次
安宅関の弁慶
イスノキに関する里伝
ウガという魚のこと
失うた帳面を記憶力で書き復した人
易の占いして金取り出だしたること
江島記行
大きな蟹の話
お月様の子守唄
オニゲナ菌
女順礼 並にサンヤレの事
女の本名を知らばその女を婚し得ること
河童について
カシャンボ(河童)のこと
厠で唾はくを忌む
きのふけふの草花
棄老伝説に就て
蝙蝠および鳥類の花粉媒介につきて
子供の背守と猿
作文三篇
屍愛について
塩に関する迷信
鹿と緬羊
邪視について
十二支考
 一 虎に関する史話と伝説民俗
 二 兎に関する民俗と伝説
 三 田原藤太竜宮入りの話
 四 蛇に関する民俗と伝説
 五 馬に関する民俗と伝説
 六 羊に関する民俗と伝説
 七 猴に関する伝説
 八 鶏に関する伝説
 九 犬に関する伝説
 一〇 猪に関する民俗と伝説
 一一 鼠に関する民俗と信念
情事を好く植物
女性における猥褻の文身
神社合祀に関する意見
睡人および死人の魂入れ替わりし譚
池袋の石打ち
臨死の病人の魂、寺に行く話
睡中の人を起こす法
睡眠中に霊魂抜け出づとの迷信
草花伝説
詛言に就て
狸の金玉
魂空中に倒懸すること
通り魔の俗説
虎が人に方術を教えたこと
泣き仏
七種の菜粥
日月中の想像動物
人魚の話
蓮の花開く音を聴く事
針売りのこと
毘沙門の名号に就いて
再び毘沙門に就て
人柱の話
秘魯(ペルー)国に漂著せる日本人
武辺手段のこと
水の神としての田螺
桃栗三年
桃太郎伝説
野生食用果実
山婆の髪の毛