内容説明
タッカンと樋口さん――
2人が当時の俺にとって、最大の目標だった。
日本を代表するHR/HMバンド、LOUDNESS。このバンドのオリジナル・メンバーとして活躍を続ける、ベーシスト・山下昌良の自伝が満を持して登場しました。
本書は、自身の幼少期から歩んできた音楽人生を紐解いていきます。そこには音楽への目覚めからLOUDNESSの加入から脱退の経緯、新たなバンドでの挑戦、そしてLOUDNESSへの電撃復帰など、自身のそのときの想いとともに、詳細な経緯が語られています。
また、ミュージシャン/ベーシストとしての一面のほかに、玄人はだしの腕前を持つ釣りや、愛する家族の話など、パーソナルな面もふんだんに語られ、彼の人間としての魅力も存分に感じられるはずです。
山下昌良というベーシストの視点から語られるLOUDNESSの歴史も、ファンにはとても興味深いに違いないでしょう。
【CONTENTS】
●第一章 誕生前夜――ベーシスト山下昌良が形作られるまで
●第二章 LOUDNESSのメンバーに。海を越えた世界への挑戦
●第三章 新たな道への契機となったLOUDNESS脱退。
●第四章 俺が愛する家族たち
●第五章 LOUDNESSへの電撃復帰。そして今想うこと――
●使用ベース・コレクション、ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ロデタ
9
ラウドネスのメンバーの中では地味な山下昌良の自伝。初めて知ったエピソードが結構あって面白かった。リユニオンしてもう20年以上になるんだな。2023/12/12
amishima
0
高崎晃自伝『雷神』、二井原実自伝『真我』も読みましたが、本書の内容がいちばん充実しているように感じました。オリジナルメンバーの離散から再結成にいたるまでの間に何が起こっていたのか、それぞれのメンバーがどうしていたのかが、順を追って記されていて、これこそファンがいちばん知りたかった内容でした。また、再結成後のアルバムを1作ずつ振り返っていて、その時、バンドとしてどういう心持ちで臨んでいたのかがよく分かり、それぞれの音源の変遷が腑に落ちました。惜しまれるのは、ドラマー樋口氏の自伝が出版できなかったことですね。2025/11/24
ontime_akira
0
彼の自伝を通して人生の分岐点における決断や、その背景にある偶然やすれ違いを俯瞰できたのは今の自分の人生を考える上でもとても参考になった。僕自身もそういう決断をしなくてはいけない事があったりして、結局人生は後になってからでないとその意味付けはできないものだけれども結局人生は運の良さというか、所謂「もっているか」というその人の天分って大事なんだなと思った。もちろん氏のベーシストとしての実力があってこそだと思うけど、それを凌ぐ氏の人柄であったり、周りを見て自分の動きを考えられる力が成功に導いたのだと思う。2025/02/09
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