内容説明
子どものために書いた短編をあつめた作品集。お店屋さんが舞台の「うさぎ屋のひみつ」「遠い野ばらの村」など、15編とエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
247
第2巻のタイトルは『見知らぬ町 ふしぎな村』。もっとも、このタイトルは恣意的なもので、さほど内容とは関係がないが、すべて安房直子のファンタジック・ワールドが展開する。全部で15の短篇を収録するが、今回の選集に共通するのは、むしろ「修錬」にあるかも知れない。お料理や裁縫などが、お話の中核を占めているものが多いようだ。この人のファンタジーは、いずれもが短篇ということもあるが、壮大な魔法世界を繰り広げるという種類のものではなく、むしろ日常の狭間に密やかな魔法空間が開けるというもの。そして、それは限りなく暖かい。2026/05/09
ぶんこ
53
ほくほくと読める短編集でした。レストランを舞台にした若者の修行の話が好き。安房さんの押し付けがましくない考え方に共感するお話ばかりで楽しめました。ファンタジーなところも荒唐無稽ではなく、ささやかなのも好きです。おばあさんが砂場でシャベルを見つけて掘っていたら海に・・実に微笑ましい。2019/04/05
とよぽん
50
読友さんの感想を読んで「ひぐれのお客」を探したら、図書館にコレクション7巻があり。猫が選んだ裏地は、薪の燃える音がしてかわいた木のにおいがする、温かい優しい色。安房さんのお話には猫やうさぎがよく登場する。この本で、北見葉胡さんの絵を初めて見た。惹きつける絵だ。2020/09/02
takaC
35
何話か読んでいるうちに、落とし方が読めるようになったかも。時々おやっと思う話も混じっていたけれど。2012/12/22
ミーコ
30
図書館の司書さんにオススメして頂き、手にした1冊。初読みの作家さんです。短編集ですが、どのお話も読みごたえがあり、面白かったです。おばあさんと狸のお話が好き。レストランのお話も良かったです。最後の誰にも見えないベランダのお話はほっこり。また読んでみたい作家さんが増えました。2021/10/16
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