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内容説明
人生には、「どうしようもない」ことがある。いわゆる「地獄」のような環境に生まれる人もいれば、「天国」に生まれる人もいるのだが、それは運命だというしかない。しかし、「地獄」に生まれた人の中にも、「もう人生終わりだ」と絶望しているだけの人と、持って生まれた不幸な境遇を乗り越えようとする人がいる。そのような二人の違いを生み出すものは何か(まえがきより)。「絶望感は乗り越えられるか」という永遠のテーマ。本書は、この難しい問いに対し、長く読み継がれることを願って書かれた。「ありのままの自分」を受け入れてくれない環境の中で育った人は、何かと生きづらい人生を歩みがち。しかし、「これしか生きる道はない」と思うから苦しいのであって、多面的な視点で物事を見ること、すなわち、マインドフルネスで生きることができれば、心身の健康にもつながる。逆に、心を閉ざしたマインドレスネスの状態におちいっている人は、人生で多くのものを失いかねない。心の「とらわれ」から解放され、絶望感に負けることなく、幸福に生きるための心理学。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
九段下古本巡り
3
何事も視点を複数持っておくこと。いい時も悪い時も。成功であれ失敗であれ視点の問題である事を一貫している。自分の歌、色を持つことが幸せの一歩となり、他人視点で生きる事なく、自分の人生を新しい視点で新天地を開くスタンスを取ること。フルネスは過程を意識し遠回りエネルギーこれが人間力。忙しい中結果を求めがちだが、是非過程で生きたい。多面的見方は問題解決力で今を過程を掴む事。フルネスは脳のリハビリであり新しい神経回路、ニューロンを作り変え過去カテゴリで判断しないよう脳を作り変え固定概念を外したい2024/03/30
みぃ
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事実は変わらなくても「視点」を変えれば自分の受け取りかたが変わり気持ちが変わる。⭐︎42024/04/17
サミー
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子供の頃の環境が、どれほど大事か分かる。 癖になっている視点とは別の視点で問題を捉えること、大人になって1人でそれを行うのはとても難しそうだ。 そういうことを相談できる友人でもいれば良いのだろうが、問題を抱える人にとってはそういう存在もいないだろう。 でも、絶望から抜け出すことはできる。精神的に成長し続けることができれば…2023/09/20