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内容説明
時は幕末―――武士は官僚化し西方雄藩は軍事力を強化、
正規軍隊が必要になった幕府は西欧式軍制を敷いた歩兵隊を設立する。
しかし人材に困った幕府は「百姓」や「ならず者」といった
士分外の者も採用し―――幕末の徒花として花開き、
歴史の狭間に消えていった幕府歩兵隊の活躍を描く!!
目次
第一話 天狗党鎮圧戦(前編)
第二話 天狗党鎮圧戦(後編)
第三話 ゴンベエ騒動
第四話 第二次長州征伐
第五話 箱館戦争
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gonzui
3
教科書に載るような事件の背景には、名も無き市井の人々の出来事が無数にあるんだと改めて思う。 知れば知るほど知らないことが見つかるから、歴史物は楽しい。2022/12/28
わーぷ
3
「いちげき」に続く幕末&非武士階級の話。西洋式軍制の幕府歩兵隊に参加したゴロツキのスエキチと百姓のダイスケが、天狗党の乱から函館戦争までを転戦していきます。1巻で完結するので割とあっさりした風味ですが、もう少し長く読んでみたかったかな。2022/12/15
at@n
2
松本次郎の画力は歴史ものとの相性が抜群によいと思う。消えていった兵士たちの物語に社会の不条理さを感じさせる。幕末の日本のほぼ分裂に近い状態はよく外国に占領されなかったものだと思わされる。2022/12/17
ReiOdaira
0
この人も歴史物に目覚めてくれたようで嬉しい。どんどん描いて。2023/06/26
老猫
0
良い。 イチゲキに続く時代物。 シリアスな展開と作者特有のユーモア、価値観に心躍る。 名もなき主人公たちの哀愁は余韻として残り読後感も清涼。名作だと思う。2023/01/11