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内容説明
「なぜか娘が離れていく」と悩むあなたへ。
「なぜか娘から距離を置かれている」
「何を言っても反発され、どうしたらいいかわからない」
「娘のためによかれと思ってやっているのに」
新聞や雑誌の人生相談には、大人になった娘との関係に悩む母親の投稿がたくさん寄せられています。子育て後の母娘関係がうまくいかないケースは多く、娘目線の書籍は近年たくさん出版されています。
本書は、「大人になった娘が理解できない」と困っている母親に向けた本です。
著者はアドラー心理学の第一人者として、長年親子関係の問題に取り組んできました。アドラー心理学は「未来志向の心理学」といわれ、過去の原因追及やダメ出しをせず、現状を改善するための思考を重視します。著者は、読者が自分なりに精一杯がんばって子育てをしてきたことに共感を示しながら、豊富なカウンセリング体験や自身の体験をもとに、母娘関係の問題をやさしく紐解いていきます。
本書を読むと、今からできることがたくさんあることがわかります。ぜひ、娘との関係を改善させるヒントとして役立ててください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanki
19
アドラー。「しくじり子育て」と認めて自己受容、和解へ。イライラしたら「リスペクト呪文」2023/08/25
らむこ
5
アドラー心理学に基づいた母と娘の関係について紐解いていく本。自分は幸いにも?母親との関係は良いけれど、色んな家族がいるし、必ずしも良好である必要はないと思う。子供も一人の人間と分かっているけど、出産する側の母親とは拗れることもあるのかな。親子関係が人間関係の中で一番難しい気がする。2023/01/21
The pen is mightier than the sword
4
テーマにあるような母と娘の関係についてアドラー心理学を元に場面ごとの対応を解説したもの。近年、特に女性の性格的な悩みについてカウンセラーたちは「毒親」の影響として説明し、自分一人のせいではないと安心させようとする傾向にある。親の立場としては、子どもの性格形成における無意識な抑圧が大きな影響を及ぼしていたものであり、娘の態度から思い知らされる場面もある。今の母の娘の関係がギクシャクしているのなら、過去に母親が娘に与えた影響について振り返ることで関係の理解の助けになり、場合によっては改善に繋がるかも。5002023/03/05
しらたま
3
母親側の本は珍しいなと思い、気になるところだけ読んだ。「物理的な距離より心理的な距離が必要」だそうだが、具体的なことを知りたかった。2024/04/18
ゆう
3
内容薄いし、アドラー心理学を知るための本ではないけど、実際にやってみることってこれくらいシンプルでも良いんだとは感じた。2023/04/10