宝島社新書<br> 「常識」が通じない世界で日本人はどう生きるか

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宝島社新書
「常識」が通じない世界で日本人はどう生きるか

  • ISBN:9784299036360

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内容説明

世界の賢人10人による未来予測
2023年以降の世界はこうなる!

ウクライナ情勢、覇権主義国家の台頭、円安・インフレ、
AI革命、エネルギー戦争、GAFAのデータ支配――
大転換する世界で日本人はどう生きるべきか
賢人たちからのメッセージ



出口が見えないウクライナ戦争、止まらない円安と世界的インフレ、エネルギー戦争、AI革命、米中経済戦争、GAFAによるデータ支配――日本国民にとっても他人事ではなくなった国際情勢と世界経済のゆくえ。果たして日本人は激動の時代をサバイブすることができるのか? ジョージ・ソロス、ユヴァル・ノア・ハラリ、ポール・クルーグマンら、世界の知性10人が「大異変」の世界を大予測。停滞状態から日本がブレイクスルーする術はあるのか。賢人たちから日本人へのメッセージ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tetsu

15
★5 2022年の最後の最後にいい本を読むことができた。ジョージソロス、ユヴァルノアハラリなど世界中の頭のいい人10人が日本を絡めた未来予測をする。 著者それぞれの考えを知ることができたのは、自分にとって一気に10冊の本を読んだくらい大きなプラスになった。 日本語で出版してくれた宝島社に感謝です。 この本を通して全般的に感じ取れる空気感は、まさに現在が人類の歴史上の大きな変換点に来ているという感覚でした。2022/12/31

スコットレック

5
錚々たる10人の面々へのインタビュー集。地政学、経済、エネルギー、テクノロジー等、幅広い分野を取り扱っていて面白かったです。一人一人のインタビューは短めなので、一つの分野を深く掘り下げる事はできていないと思いますが、空いた時間を利用しての軽めの読書等にオススメです。2022/12/26

小鳥遊 和

4
ギリシャ経済危機の中財相を務めた経済学者バルファキスの辛辣なコメントが光る。1971年以降アメリカは貿易赤字国に転じたが、ウォール街が日独中等の貿易黒字を再循環させる「金融化」により覇権を維持。実体経済の支えなしに膨張した金融市場は2008年金融危機で崩壊する。各国政府は量的緩和による経済刺激策を採ったが「健全な投資」に金は回らず企業は自社株を買い戻す。「債務不履行のリスクが高い庶民」は投資対象とならず満足な雇用がなく(トリクルダウンは起きず)、緊縮財政により貧困化。これにパンデミックが追い打ちをかけた。2024/01/28

Masa

4
新書新刊コーナーにて発見購入、今年初の完読本。投資家、経済学者、金融学者、歴史学者、地理学者等、世界第一線の賢者の意見。マスゴミの洗脳から解き放たれるきっかけになるかも。ウクライナ侵攻によって顕在化したロシアによる資源の武器化が日本の他国に対するエネルギー依存からの脱却のきっかけになれば良い、と言うエネルギー問題の専門家ヤーギン氏に大賛同。最新型の原発の大増設、再生エネルギーへの大規模な投資は急務。資源に乏しい日本がそれをしないのは既得権益を持つ経済団体、電力会社のロビー活動以外あり得ないとか。良本。2023/01/19

Hiroki Nishizumi

3
習近平、無用者階級、マルサスの均衡、日本とMMT、原発革命、などなど興味深い内容テンコ盛り。引用文献にあたろう。2023/04/06

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