文春文庫<br> 見えないドアと鶴の空

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文春文庫
見えないドアと鶴の空

  • 著者名:白石一文【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 文藝春秋(2022/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167919764

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内容説明

妻と、妻の親友。三角関係は、まさかの場所にたどり着く――。

二年前に会社を辞め、失業中の昂一は、
妻の無二の親友・由香里の出産に立ち会い、
そこからきわどい関係を、始めてしまった。
事実を知った大手広告代理店勤めの妻・絹子は昂一を
ある場所へと連れて行き、意外な言葉を口にする。
ほんとうの人間関係の重さ、繋がりの凄まじさ、奇跡の意味を描く、
傑作デビュー長篇。「文庫版あとがき」も収録。

※この電子書籍は、2022年12月刊行の文春文庫を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

488
著者の作品はほぼ完読だと思っていたので、書店で新刊文庫を見たときには思わずお迎えしていたが…なんと(未発表の)デビュー作だったらしい。お得意の不倫話かと思えば、話は思わぬスピリチュアル(笑)な方向へ。煮え切らない主人公がもどかしい。そしてわたしの苦手な世界へハマりこむ。終わりが気になり、もちろん読了したが…。最近の(最近ではないが)白石さんのはわたし的にはアレだなぁ。『不自由な心』あたりの世界をいま一度読んでみたいものだ。2023/08/18

おうさま

5
久しぶりの白石作品。大人の恋愛ものかと思いや、オカルトチックな展開に若干引いてしまった。純粋(?)な恋愛ものの方がよかったな。2023/01/11

3
あとがきより「これが出版されたのは二〇〇四(平成十六)年二月だったが、それより十二年前の一九九二(平成四)年に集英社の文芸誌「すばる」に発表されている。当時、私は三十四歳。文藝春秋の編集者だった。」と書かれており、やはり文章がなんとなく若いなぁ~と感じましたが、大変面白くラストは盛り上がりました。2024/02/23

yurari

2
まさかの超常現象が出てきてたまげてしまった…とはいえ最後まで読んだので、エンタメとしては面白かったと言える。2023/04/18

TT

1
見えない世界か。 深い話だった。いままでの人間関係を思い返した。2023/03/13

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