日本経済新聞出版<br> いつかはF1 私の履歴書

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日本経済新聞出版
いつかはF1 私の履歴書

  • 著者名:中嶋悟【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日経BP(2022/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296116096

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内容説明

1980年代後半、テレビの地上波がF1のグランプリシリーズを世界中から華々しく生中継していた時代。日本人で初めてF1にフル参戦したカーレーサーの自伝が本書です。飾らない言葉でクールに半生を振り返る語り口は、車への愛情に満ちていると同時に、日本人と車の切っても切れない関係にまで及んでいます。
二輪、四輪と少年時代に車に魅入られ、プロの世界に身を投じるやたちまち頭角を現した中嶋さんが、いかにして「日本一、強い男」と呼ばれるまでになったか。カーレースは自動車メーカーの技術を試す場であると同時に、その先端技術に負けない身体能力、精神力がレーサーには求められます。まるで中嶋さんの身体の一部となった車はデリケートで繊細であり、モータースポーツの深遠さがひしひしと伝わってきます。
ロータスのチームメートとしてF1をともに走ったアイルトン・セナ、国内で死闘を演じた「日本一、速い男」星野一義さん、そして中嶋さんにとって大きな存在だった本田宗一郎さん……レースに、車に情熱を注いできた人たちとの交流秘話も満載。いまなお現役でレーシングチームを率いる総監督として発するひと言ひと言は、人と車の未来に様々な思索をもたらしてくれます。

目次

第1章 助走
大好きな兄への劣等感/カートで始まったレース人生/山道で腕を磨く/登竜門
第2章 プロの世界
FJ1300で7戦7勝/星野一義さん/英国のF3参戦/希望と不安/かなった願い
第3章 F1挑戦
ブラジルGPでデビュー/英国GP、満足の4位/鈴鹿に“凱旋”/フィジカルの重要性/マシントラブル/おふくろのこと
第4章 ロータスからティレルへ
雨のナカジマ/セナとプロストの“戦争”/最後の鈴鹿/本田宗一郎さんのこと/新しい波
第5章 引退、自分のチームを持つ
3本柱/チーム結成/セナの死/幻のティレル買収/英国暮らし
第6章 これからのレース、これからの僕
スクールの校長/2人の息子/レースの未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

宇宙猫

16
挫折。日本がF1に熱狂していた頃、御多分に洩れず好きだったので、懐かしさを感じて読んだけど面白くなかった。淡々として盛り上がりがないんだよね。そういえば、こういう人だったな。2023/03/16

kayak-gohan

16
私が20代の頃はバブル経済が最盛期で、ジャパンマネーが世界を席巻していた。そんな頃にモータースポーツとしては世界最高峰であるF1グランプリが日本でもTV放送されるようなり、日本人初のフルタイムF1ドライバーとなった中嶋悟の活躍が画像を通して観ることができるようになった。中嶋の駆るF1マシンの走りをワクワクしながら観ていた思い出がある。本書は彼が2022年11月の一ヵ月間にわたって日本経済新聞〈私の履歴書〉に記した生い立ちから現在までの振り返りである。2023/01/25

乱読家 護る会支持!

4
中嶋悟さんが現役を引退された後に、講演会に行ったことがあります。 とっても穏やかな方で、ただただ車が好きな方なんだなあと思いました。 講演の中で、自分にチャンスを与えてくれたHONDAへの感謝の言葉を何度も何度もおっしゃられていたのを覚えています。 本書でも、応援してくれた様々な方々への感謝が沢山書かれてありました。 どんなに辛いことがあってと、どんなに嫌な人であっても、ネガティブな感情と切り離して、お世話になったことに感謝の気持ちを持ち続ける。 それが、人生を楽しくする、豊かにする秘訣のようです。2023/05/01

chuji

2
久喜市立中央図書館の本。2022年12月初版。初出「日本経済新聞朝刊」2021年11月1日~30日。大幅に加筆。「私の履歴書」です。最後の方に二人の息子が登場したが、妻女は全く出てこなかった。内助の功が沢山あったのだろうに、、、久しぶりにマニュアル車を運転したくなりました。2023/01/17

虎ボルタ

1
元F1レーサー中嶋悟さんによる自伝。アイルトン・セナやらプロスト、ピケ等懐かしい名前も。人並みにニュースや実況は観てたけど、中嶋さんのことそんなに知らなかったんだなぁ、、、と実感。読みやすかったです。2023/09/02

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