泌尿器科医ママが伝えたい おちんちんの教科書 - 0才からの正しいお手入れと性の話

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泌尿器科医ママが伝えたい おちんちんの教科書 - 0才からの正しいお手入れと性の話

  • 著者名:岡田百合香
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 誠文堂新光社(2022/11発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784416522578

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内容説明

むく? むかない? もぞもぞ触ってたらなんて言う?
誰にも聞けないモヤモヤをぜ~んぶ解決!
約7000人分の男性器を診察したママ泌尿器科医が提案する、おちんちんの正しいお手入れと性の新常識
~性教育・ジェンダー教育の前に、まずはおちんちんのことを学びませんか?~

著者は、泌尿器科医であり自身も男の子の子育て真っただ中。
助産院や子育て支援センターでは、乳幼児の保護者を対象にした「おちんちん講座」を実施しています。
そんな中、「お母さんやお父さんは性器について、誤った情報に振り回されている!」「そもそもおちんちんのことを知らない人が多い!」と感じ、正しい知識を持ってもらいたいという願いから、この本ができました。

実は男性もよくわかっていないおちんちんの構造や働き、日常のケア、やりがちなNG例、トイレトレーニング法、本当に気をつけなければいけないトラブル例など、基礎的なことから具体的な実践方法まで、イラスト付きで深く掘り下げています 。
多くの親が悩む「むく・むかない問題」についてはとくに詳しく、最新の正しい見解を紹介。
なぜそのような方法をおすすめするのか、医療者の立場から、科学的な知見に基づいた情報を盛り込んでいます。
さらに、おちんちんを正しく知り、扱うことが将来の性教育やジェンダー教育にもつながるとして、子供のへの声かけ例やセルフケアの教え方なども掲載しています。
健やかな男の子の成長に欠かせない情報をまるごと詰め込んだ、これからの時代の子育て本です。

目次

はじめに

第1章 おちんちんって何だろう?
役割はふたつ! おちんちんの構造
男の子と女の子 違いはおちんちんだけ?
男性ホルモンと社会が「男の子」をつくっていく
大人も知らない 包茎のウソとホント

[ゆりか先生のブレイク タイムー1]
ママのためのおちんちん講座

第2章 乳幼児期のおちんちんケア
男児のお悩み1位! 「皮をむくか、むかないか」
おむつ替えに「正解」ってある?
おしっこもおちんちんも汚くなんかない!
毎日のおふろでどう洗う? 乳幼児期のおちんちんケア
おちんちんのセルフケア 子どもにどう教える?
サイズ、向き、形は大丈夫? おちんちんの心配Q&A

[ゆりか先生のブレイク タイムー2]
おねしょ対策の強い味方

第3章 乳幼児期に多い性器トラブル
知っておけば安心! 性器まわりのトラブル
おちんちんの病気
タマタマの病気

[ゆりか先生のブレイク タイムー3]
おちんちんを祭る神社

[スペシャル対談]白岩玄×岡田百合香
エロじゃないおちんちんの話をしよう

[ゆりか先生のブレイク タイムー4]
1337人の女性にアンケート

第4章 男の子のトイレチャレンジ
基礎知識編 おしっこが出るしくみ
準備編 どんなタイミングで始める?
実践編 子どものサインと準備
注意点 大人がしがちなNG行動
トイレチャレンジ トラブルQ&A

[ゆりか先生のブレイク タイムー5]
トイレで始める性教育

第5章 男の子の性のこと
幸せに生きるために 性教育が必要だ
これだけは知っておいて! プライベートゾーン
なかなか口に出しづらい 「おちんちん」の呼び方問題
ハードルの高さは男の子以上 女の子の性器はどう呼ぶ?
子どもとの入浴 いつ頃までOK?
コンプレックスと男性社会
自分のために 大人の今こそ性を学び直す

おすすめの性教育絵本
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とある内科医

25
図書館より、一応眺めてみた。医学情報を適切に、わかりやすく解説することはプロである医療者としての重要な仕事の一つなのだろう。目の前の患者さんのみならず、広く社会に発信しようとしている方々の意識が高いことに頭が下がる。ただ、本書の問題意識は共有し難かった。また、マーケティング的にみた時に対象が男の子の親(特に異性=母親)なのか、成人男性か、成人女性か…? 伝えたいことは多いのだろうが、誰を対象にしているのかがぼやけた印象でメッセージを抽出し得なかった。社会全体、といえばそうなのでしょうけれど。2022/08/15

shoko

12
すごく良かった。泌尿器科というのは従来(子育てに関与しない)男性医師が多く、おちんちんという未知の臓器を前にどうケアをしたらいいか分からない母親たちのニーズが放置されてきたらしい。それに対して、泌尿器科医であり自身も子育て当事者である著者が情報発信してくれている内容。内容としておちんちんの医学的解説に加えて、トイトレや性教育もカバーしていて割と射程範囲が広い。特に性教育が遅れており、おちんちん自体がタブーのベールに包まれている日本において、性教育的内容をセットで届けてくれているという構成が大変良かった。2025/08/14

ねころじ

3
とりあえず洗い方がわかったのでよかった!2023/07/09

あかね

3
プログラミングにしても性教育にしても、まともに教えてもらっていないものを子供たちに教えるのは難しい。 ネットや人づての知識しかないおちんちんについて泌尿器科の医師というしっかりした立場の人の意見を参考にできるのでありがたい。また、育児書にありがちなコレをしてはダメ!のような押し付け感が無くて読みやすい。幼児、小児期の性教育の必要性について議論が繰り広げられることが多いので読んでみたが、それ以前のおむつ替えのやり方、トイレチャレンジなどまさに0歳育児から参考にできる本だった。2022/10/16

木ノ下

3
男児を産んだので買ってみた。正直、これを読むまで包茎が何を指すのかも知らなかったのだが、読めてよかった。むく、むかないの話、洗い方の話、おしっこは汚くないという話、性器の病気の話、トイトレの話、性教育の話等々、男の子の「おちんちん」周りの話が一冊にまとまっていてためになった。白岩玄との対談も良かった。早速、沐浴担当の夫にも読んでもらおう(時々鼠径部に垢が溜まっているし…)。性についての話は未就学児の親向けの最低限の内容という感じがしたので、うちには女児もいることであるし、専用の本を別途買おうかなと思う。2022/09/17

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