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内容説明
日本の製造業には、設計マネジメントが有効に機能してない企業が少なくありません。設計部門は職人気質なところがあり、誰かから教えられたり指摘されたりするのを嫌う人が多いという現実があります。そのため、管理者がマネジメントするのは非常に難しく、実質的に現場の設計者に任せてしまっているケースが多いというのが現実です。これでは設計の出来が担当した設計者に依存し、必ずしも良い設計とは言えません。本書は、トヨタ自動車の設計者出身のコンサルタントが、トヨタ自動車の設計マネジメントを担う管理者に求められるマネジメントの方法を体系的に、かつ分かりやすく解説します。品質とコスト、納期(QCD)の全てを高い水準で成立させるトヨタ自動車の開発設計の「本質」を学び取ることができる良書です。製造業の開発設計部門の管理者および設計者にとって必読の1冊です。
目次
第1章 現状の設計プロセスと間違った設計マネジメント
第2章 あるべき設計プロセスとマネジメントのポイント
第3章 トヨタ流設計マネジメントの全体像
第4章 設計部門方針
第5章 実務における進捗管理・コントロール(難易度設定も含む)
第6章 マネジメントに有効な設計品質ツール
第7章 設計者の教育体系
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まろん
2
★★★★☆ 技術開発に携わる人にはぜひ読んで欲しい一冊。設計開発の仕事は単に設計する能力があれば務まるわけでなく、経営者の視点や能力、ヒューマンスキルも必要。DRは「問題の未然防止」のための設計品質ツールであるが、本来の目的が忘れ去られ、設計者の説明会と化している。単に評価結果の承認を得ているだけで、問題の未然防止について議論できているとは言えない。FMEAとDRBFMは問題の未然防止に使う。ということは設計の最初の段階にて実施しなければならない。2023/08/15
たつ
2
設計部門管理者としてやるべきことを再認識できてよかった。2023/06/27
いっしー
0
題名の通り開発設計のマネジメントに特化した本。チーム長や課長、部長職向けだが若手技術者にも勉強になる。フロントローディングやコンカレントエンジニアリングに関する説明は他の教科書などにはない切り口でわかりやすい(理論的ではなく実践的な説明)。設計者の教育についてもISOのプロセス通りで復習になる。OJTだけではダメ。指導者次第では無駄な教育になる。OFF-JTとの組み合わせでスキルを向上させるマネジメントが必要。2024/01/12
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