「柴犬回想記」真珠湾の静寂vsワシントンD.C.の喧噪

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「柴犬回想記」真珠湾の静寂vsワシントンD.C.の喧噪


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内容説明

「柴犬」の視点で歴史を眺めていると、時折アレ?と思うことにぶつかる。

「宣戦布告なき卑怯な騙し討ち」と不当に非難され、リメンバー・パール・ハーバーの合言葉とともに、歴史に刻まれた真珠湾攻撃。その陰で繰り広げられた「覚書の手渡し遅延」のドタバタ劇もそのひとつ。

この事件の本当の原因は何だったのか。その責任はどこにあったのか。責任を取った人はいたのか。

日々揺れ動く当時のドタバタの様子を柴犬の視点で眺めた独創的なフィクション。

<目次>
はじめに
第一部 日本とアメリカ―対立―        
プロローグ 第一次世界大戦とその後/一九二〇年代~三〇年代
第一章 日本行き、そして帰国                         
第二章 緊張の始まり                         
第三章 緊張の高まり                          
第四章 緊張のクライマックス
                         
第二部 通告前日、そして当日
第五章 最後のクライマックス           
第六章 まだか、まだか 
                        
第三部 探求の先に ……     
第七章 遅れの原因、その責任               
第八章 探求の終着点― 丙丁付け難し   
エピローグ   
あとがき

<著者紹介>
坂田憲治(さかた けんじ)
1949年長崎県生まれ。
大手総合商社、通信会社、電機メーカーで国際貿易、グローバル通信事業に従事
(中近東・米国・香港・欧州)
趣味 水墨画(雅号 六然 りくぜん)
著書 「メソポタミア発 午前四時」(幻冬舎刊)