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内容説明
発明から出願後までの、発明者が押さえておきたいポイントがよくわかる
拒絶理由の90%ともいわれる重要な要件を、どう判断し、どうクリアするか
◎●◎とくに重要なポイントはここ◎●◎
①新規性(知られていない)
ポイントは、「発明を要素に分けること」。審査で土台となるこの考え方を実例をもとに説明し、またこの考え方を使って取りこぼしの少ない先行技術調査の仕方を解説します。
②進歩性(容易に思いつかない)
ポイントは、「発明の構成要素どうしの関係付け要素」「発明の新たな課題を見つけ、解決すること」。段ボールカッターや太陽電池のモニタリング方法などの例を示し、具体的にどのようにクリアするかを解説します。
③権利範囲(どのように決めるか)
書類に書くこと、書かなくてよいことの整理の仕方と、成果物(発明)からその概念を抽出して権利範囲を広げる方法を、コピー機の操作パネルや洗濯ばさみの例を使って解説します。
目次
1章 特許の基本
2章 特許における発明
3章 出願書類の基本
4章 新規性と進歩性
5章 先行技術調査
6章 進歩性の出し方
7章 権利範囲の決め方
8章 出願後にする重要なこと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はすはす
0
発明者向けに書かれた1冊だが、法務や経営戦略に携わる人々にも強くおすすめしたい。 本書は、どのような発明ならば特許を取得できるか(特に、進歩性が認められるようにいかに工夫すべきか)について、分かりやすい具体例を多数挙げながら解説している。法学者が書いた特許法の入門書・基本書と比べて、具体的な発明の中身に深く立ち入って解説しており、実務をイメージしやすかった。また、実際の特許出願における留意点を知ることができ、企業の「知的財産戦略」が何たるかを少し理解できたように思う。2025/02/24
Nobody1
0
豊富でわかりやすい事例がコンパクトにまとめられていてよかった。実務初心者におすすめ。2023/01/10