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内容説明
値決めの悩みを完全解消!
「堂々と値上げする」ための手法を科学的に解説。
原料高、エネルギー価格の高騰……逆風下でも利益を出すための値付けの方法をやさしく説明。
身近な値段の秘密からビジネスモデルの考え方、意思決定の方法までを網羅した決定版です。
【こんな悩みに答えます!】
-為替変動やコスト高で苦しいので、値上げしたい。が、顧客にそっぽを向かれるのも怖い
-値引きをしても、思ったほど売り上げが伸びなくなった
【本書の特徴】
-「2万円の靴下の秘密は?」「1億円の分譲住宅のカラクリ」といったケースを使いながら、価格と利益の構造が理解できる
-「会議でざっくり決めている」「実は使えないデータに基づいて判断している」といった、現場でよくある問題の原因を解明
【24の価格戦略とは?】
-市場均衡型……マークアップ/現行レート/プライスリーダー追随法/プライスカスタマイゼーション/入札/価格弾性値/知覚価値価格/ダイナミック・プライシング
-心理効果型……プライスライニング/アンカリング/シュリンクフレーション/オッド・プライシング
目次
第1章 経営の死命を制するプライシング
第2章 日本企業はなぜ苦手なのか
第3章 知られざるプライシングの世界
第4章 利益拡大のための手引き
第5章 24の価格戦略
第6章 プライシング業務をどう変革するか
第7章 プライシングの実践問題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
#26 Kの字
4
結構、ふわふわしてる印象2023/09/23
Taishi
3
参考事例が多くあり、価格戦略をわかりやすく分類されていた。 2023/05/05
cava
3
最近、独立したばかりの方と業務委託として関わらせてもらっているが、客観的な価格設定が難しいとのことで見積り算定の依頼を受けることが増え、実際に僕が出した見積り提案は受注に繋がり、利益率改善に大きく貢献したことからプライシング業務に興味持ったことから本書を手に取った。しかし、「技法」というのは大げさだと思った。“プライシング概論”といった方がよいかもしれない。各論に深く掘り下げいるわけではないため、世の中にはこのような価格戦略/設定方法があるのかくらいで読むといい。2023/03/19
Mozuku
2
物価高騰の折、商品価格の決め方の本に出会った。日本は値上げに大変な抵抗感がある社会であるが、利益を最も改善できるのは値上げである事を理解しなければならない。価格戦略や業務改善は専門的な内容で難しいが、実例を交えた解説、考察はイメージしやすく読めた。プライスライニングやアンカリングは消費者としても頭に入れておくと賢い買い物ができそう。プライシングの課題解決の価値を高さを認識できる。2023/12/19
nabechiki
2
プライシングとは価値を見極め価格に転嫁し狙った利益に転換するプロセス。これに尽きる。あとはそのノウハウとシステムとデータ分析。それを実現する体制、基準などのガバナンス。これが難しい。深すぎず、といっても浅くもなくいろんな戦略を整理してくれているのが良い。商品自体はある状態でプライシングするのであれば、死荷重が発生しない需給バランス、物量と利益のバランスを見出す行為なのだと考えるのがシンプルなのかも。2023/09/09