未知なる人体への旅 自然界と体の不思議な関係

個数:1
紙書籍版価格
¥2,530
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

未知なる人体への旅 自然界と体の不思議な関係

  • 著者名:ジョナサン・ライスマン/羽田詩津子
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • NHK出版(2022/11発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 690pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140819234

ファイル: /

内容説明

世界を旅する現役医師が語る人体の驚異と奇跡の物語

北極圏、ネパール高地、アメリカ先住民居留地など世界各地で医療活動をおこなってきた著者は、体内の器官を理解するために自然の生態系への深い知識が必要だと気づく。人間は自然という大きな「体」のひとつの器官であり、内臓どうしは体内の生態系として互いに連携してはたらいているのだ。
喉、心臓、脳、指など15の器官と体液を取りあげ、自然界を通して得た豊かな知識と深い洞察をもとに現役医師が語る人体の驚異と奇跡の物語

【目次】
はじめに――奥深い人体をめぐる旅
第1章 咽喉――身体が“生から抜け出る道”
第2章 心臓――健康を分刻みで守る最重要の臓器
第3章 便――内臓の重要な情報を伝える人体の廃棄物
第4章 生殖器――未来志向の特殊な器官
第5章 肝臓――体のゲートキーパー
第6章 松果体――睡眠の守護者
第7章 脳――世界を見るための深遠な展望台
第8章 皮膚――臓器の問題を映し出す鏡
第9章 尿――体内に広がる太古の海
第10章 脂肪――隠れたヒーロー
第11章 肺――汚染物質を防ぐ神聖なバリア
第12章 目――もっとも優美でもっとも脆い器官
第13章 粘液――病原体と闘う万能の防衛兵器
第14章 指――体内の重要な情報を知らせる末端部位
第15章 血液――全身に栄養を届ける貴重な体液

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

61
「喉、心臓、脳、指など15の器官と体液を取りあげ、自然界を通して得た豊かな知識と深い洞察をもとに現役医師が語る人体の驚異と奇跡の物語。」現場重視。身体内外の環境生態重視。門外漢の我輩にも具体例や体験に即して語ってくれて、分かりやすく面白いが、医師を志す方にも参考になりそう。知恵の書。2024/12/03

tom

19
お医者という職業人の恰好良さを見せてくれる本。あるときERにやってきた女性がいた。彼女の顔は深い傷でズタズタになっていた。酔っぱらって、壊れたセラミックのケースに顔面から突っ込んだ結果だ。著者は、皮膚の構造を説明しながら、彼女の顔を修復する手順とテクニックを説明する。読みながら、お医者はすごい、ここまで考えて仕事をするのだと喜んでしまう。形成外科でのヒル(血を吸うヒルです)の活用などなど、知らないこと多数書いている。読んでいて楽しい。そして人体の複雑さと精密さを教えてくれる。2025/08/07

アカツキ

13
世界各地で医療活動を行ってきた現役医師の著者が経験したエピソードを交えながら人体の各器官の働きを書いたもの。めっちゃ面白かった。初めての人体解剖で体の仕組みに心奪われたという著者の人体への驚きや感動、好奇心が伝わってくる。インドでお腹を壊して現地の習慣は理に適っていると悟ったり、ご禁制になった肺を食べるために奥様と旅行したり、楽しいエピソードが多いのもいいところ。サバイバルできるお医者さんって格好良い。2023/02/12

やいっち

9
「喉、心臓、脳、指など15の器官と体液を取りあげ、自然界を通して得た豊かな知識と深い洞察をもとに現役医師が語る人体の驚異と奇跡の物語。」現場重視。身体内外の環境生態重視。門外漢の我輩にも具体例や体験に即して語ってくれて、分かりやすく面白いが、医師を志す方にも参考になりそう。知恵の書。2024/12/03

Kazuo Tojo

4
この手の翻訳の本を時々、手にするが今までの本の中でもっとも分かりやすく、ユニークで人体のあらゆる部位に興味をそそらせてくれた。中で「第8章 皮膚ー臓器の問題を映し出す鏡」は動物の皮と並行させて説明されたものに感銘した。2023/12/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20305066
  • ご注意事項

最近チェックした商品