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内容説明
新しいくつを買ってもらった、さきちゃん。でも、ずっといっしょだった“うさぎちゃんのくつ”との思い出がよみがえって・・・。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
76
前から欲しかった新しい靴を買ってもらってご機嫌の女の子が、それまで履いていたウサギの靴との思い出を振り返るお話。楽しい思い出も辛かった思い出も、いろいろ詰まった大事な靴。サイズは合わなくなったけど、捨てるしかないのか?すると、お母さんが機転をきかせてくれて…。娘もいろいろ捨てられないタイプ。赤ちゃん時代に座っていたテーブル付きイスを、もう座らないからと他人にあげようとしたら「あげちゃダメ!」とストップ。そういえば、1歳の誕生日に買ってあげたら、組み立ての間じゅう興味津々で見てたんだよなあと、思い出した。2016/09/11
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45
初版2016年。心あたたまる、素敵な絵本。自分が長い間履いた靴。こんなに小さい頃から、モノを大切にする心が育つというのは、なかなかない。でも、育ってほしい心でもありますね。お母さんのアイデアが、これまた素敵です。2016/05/19
anne@灯れ松明の火
32
遠い方の新着棚で。まるやまあやこさんの優しい絵に惹かれて。新しい靴を買ってもらって大喜びのさきちゃん。でも、今まで履いていたうさちゃんの靴にも思い出がいっぱい。さきちゃんの気持ちに寄り添ったお母さんの対応がいい♪ 小さくたって、物を大事にする気持ち、あるものね。2016/06/22
美葉
30
素敵なお母さん。私もこんなお母さんになりたい。2019/06/01
みさどん
13
小学生には幼い世界過ぎるかなと思いきや、自分だけの大切なものがあった頃を懐かしがれるかもしれないと思った。それでも、物にあふれる現代は、一つのものを大事に大事に使っていく心は養われていないかもしれない。悲しくなる。子ども心を察したお母さんの優しさが心を打つ。絵も本当に優しい。2019/01/27