スターツ出版文庫<br> わたしを変えた恋

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スターツ出版文庫
わたしを変えた恋

  • ISBN:9784813713586

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内容説明

転校生の彼と出会い、諦めがちだった性格が変わっていく女の子(『ラストメッセージ』望月くらげ)、「月がきれい」と呟き、付き合うことになったふたり(『十六夜の月が見ていた』犬上義彦)、毎日記憶を失ってしまう彼女に真っすぐ向き合う男の子(『こぼれた君の涙をラムネ瓶に閉じ込めて』水瀬さら)、大好きな先生に認めてもらいたくて奔走する女の子(『なにもいらない』此見えこ)、互いに惹かれ合ったふたりの最後のデートの一日(『このアイスキャンディは賞味期限切れ』櫻いいよ)。恋するすべての人が共感する切ない恋の短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なみ

15
恋をして、何かに気づいたり、成長したり、新しい世界に触れたり。 そんな少年少女の短編集。 切ない系の話が多く、どれも面白かった! 少しダークで、主人公の言動が心に刺さりまくった『なにもいらない』と、とある恋の始まりから終わりまでを描いた、切なさあふれる『このアイスキャンディは賞味期限切れ』が特に好き!2022/12/04

栗山いなり

7
様々な恋模様が描かれる恋愛小説短編集。色々な形の恋の物語が収録されていたなーって印象。最後に収録されてた失恋物が一番心に響いたなって思う2022/12/01

6
いつも死ぬのは女ばかり。たまには男も死んで欲しい。……ってのはスターツ出版読むたびに書いている気がする。ともあれ悲恋のアンソロジーなわけですが、多種多様というには涙を流して終わる話が多いかな。思春期とは言えここまで重さがあってしまうとちょっとこう、深刻過ぎる。そんな中で此見えこ先生の作品『なにもいらない』だけは涙を拭いて前に進む話で好きですね。2023/02/24

色素薄い系

4
全部がビターエンドで終わったのがちょっと意外。あ、でもラムネ瓶〜だけはちょっとテイストが違ったかな。「なにもいらない」に関してはあまりにも激しい気持ちを描いていた作品ででも完全なヤンデレ移行はしなくて安心した。アイスキャンディー〜は嫌いになった訳ではないけど上手く行く未来が見えない。だけどどうするのが正解だったのかも分からないというリアルさを感じた。個人的にはラストメッセージが好きでした。2023/05/06

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