内容説明
日本人の日常食であり、非常食でもあり、主食として、 サラダ や スープ などのサイドメニューとしても活躍する 麺 。果たして世界に目を向けると、どのような麺が食されているのか、麺の起源や歩んできた歴史はどのようなものか、奥深い麺の魅力に迫ります。
本書には以下の内容が収録されています。
インタビュー:麺の文化人類学者(石毛直道氏)/世界で カップヌードル を展開する 日清
巻頭特集1:世界の インスタントラーメン でぐるり地球一周
巻頭特集2:麺の発祥地 中国・ 山西省 の麺探求
巻頭特集3:映画やドラマに出てくる麺料理
第1章: アジア
第2章: ヨーロッパ
第3章: アフリカ
第4章: 南北アメリカ
第5章: オセアニア
第6章: 日本
小特集:アジアの ハーブ & スパイス /麺づくりを自宅で楽しむための道具/国別食事のマナー(麺をすすっていい国、すすってはいけない国)
予告なく一部内容が変更される可能性もあります。予めご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たぬ
20
☆3.5 すっかり虜になってしまったこのシリーズ、今回は麺。ターゲットを絞っているため文字量多め、トリビア多め。細くて長いもの以外にも麺扱いをしているものがあるのはネタ切れ回避のためだろうな。やはりといおうか中国筆頭に東アジアと東南アジアが圧倒的に多い。あとはイタリアに8頁を割いてるくらいでそもそも麺料理自体が存在しない国もある。日本のだと賛否両論な伊勢うどんに興味あり。麺じゃないけどアフリカ諸国で主食になっているフフってやつ食べてみたい。2023/10/20
tetsubun1000mg
15
さすがは「地球の歩き方BOOK」だけあって、見たことも聞いたこともない麺料理が7割ぐらいあった。 中国だけでなく東南アジアの国々の面も多彩だが、中近東の麺料理はほとんど見たことが無い。 イタリアのパスタ料理も種類が豊富で、自分で知ってるメニューが少なかったことも分かった。 料理の画像が多く、材料や味の解説も多いので、ゆっくりとページをめっくて楽しめる。 カレーなど他にもシリーズがあるようなので他の料理特集も探してみよう。2023/03/23
ごへいもち
11
誰か作ってψ(`∇´)ψ2024/02/02
ganesha
7
アジア、ヨーロッパ、アフリカと地域ごとに麺料理230種と旅の雑学を紹介した読み応えたっぷりの一冊。ベトナムのフォーボーコーとギリシャのユベチ、スイスのピッツォケリ、アフリカ屈指の美食国だというリビアが気になりつつ読了。2023/01/11
pettyori1
5
図書館で目に留まり手に取りました。 ガイドブック「地球の歩き方」の旅の図鑑シリーズ。 発行時期的にコロナ禍で旅行ができなくなって始まったもののようですが、ワンテーマに着目して世界を比較でき旅行気分も味わえる楽しい作りです。 こちらは世界中の麺を美味しそうな写真満載で紹介しています。一番食べてみたいと思ったのはマカオの海老の卵がかかった蝦子撈麵。 日本の麺も出ていましたが、ラーメンはほとんど触れてません。種類が多すぎるからか地域色があまりないからなのか。 他のシリーズも楽しそうなので読んでみます。2024/03/29