内容説明
西暦2205年。歴史改変を目論む「歴史修正主義者」によって過去への攻撃が始まった。時の政府は、それを阻止するため「審神者(さにわ)」なる者を歴史の守りとした。審神者によって励起される付喪神「刀剣男士」。彼らは時を遡り、時間遡行軍を討つべく戦いを繰り広げていた。そんな中、彼らが暮らす「本丸」が時間遡行軍の襲撃を受けてしまう。彼らは激しい攻防の末、時間遡行軍に打ち勝つも、仲間そして審神者を失い漂流を余儀なくされてしまった。時は経ち、時の政府から残った十五振りの刀剣男士のもとに、「強襲調査」という名の任務がもたらされる。彼らは最後の希望を胸に、戦乱の地へと乗り出していく。織田信長、伊達政宗、石田三成など、かつての主との再会、そして謎の人物との新たな出会い……。この任務の果てに彼らを待ち受けるものとは――!? 大人気アクションゲームソフト『刀剣乱舞無双』初の公式小説! 『刀剣乱舞無双』のストーリーに基づき小説化。本書オリジナルストーリーも収録。
目次
序章
伯仲の章
孤老の章
天命の章
山姥切国広と面影 ある日の会話
山姥切国広と面影 ある日の会話
惜別の章
へし切長谷部と面影 ある日の会話
歌仙兼定と面影 ある日の会話
残影の章
三日月宗近と面影 ある日の会話
最終章
邂逅の章 本書オリジナルストーリー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きたさん
16
ゲームはONLINEのみ、無双未プレイの状態で読了。キャラクターを知っているからなのか、それとも世界観描写が上手だからなのか、非常に読みやすかった。面影というオリジナルキャラクターのおかげもあり、無双本丸のそれぞれにもまた愛着が湧きました(特にへし切長谷部と面影の関係性がとても好きです)。キャラまでミリしらの人がどこまで楽しめるかはわからないけれど、刀剣乱舞の世界自体にそこまで詳しくなくても充分楽しめるのでは、と思います。2023/01/07
白火
5
厚みの割に読み味は軽め。細かい部分はゲームやってね!というか、ゲームしっかりやった前提で読むようになっているのかな。ラストシーンは、ゲームでは夢か現か曖昧にも取れるな…と思っていたけど、現だといいなという思いを強くしたなど。面影にまた会いたいよ。読んでいたら自分でも無双やりたくなったので、また最初から遊ぼう。今度は難易度「難しい」で。2023/01/01
あまね
3
ゲームのノベライズは、昔某テイルズシリーズを読んで以来。RPGではなくアクションよりの無双だから、ゲーム中の決め台詞を活字で読むと、最初はちょっと恥ずかしかった。未プレイの人には少し分かりにくいかも。復習するのには良かった。ただ、小説ならではの新展開はなかったので、やっぱりゲームの続きを出してほしい。2023/01/03
ナセル
2
ようやく読むことができました。ゲーム本編は経験済みなので読みながら思い出していく体で進めていきました。ラストシーンは面影の見ている夢なのか、それとも。2023/11/19
akira_naruse
2
ゲーム未プレイだから、物語は新鮮に楽しめた。 無双シリーズって敵をバッタバッタと斬りまくるのがメインだと思ってたから、こんなにしっかりした内容があったんだ、ってことにも吃驚した(失礼)。 登場する刀剣男士は、どうしても歴史上の人物と縁のあるキャラになりがちなのも解るんだけど、小狐丸がいないのが寂し〜😭主と共にいなくなった側、って解釈でいいの? 個人的に、「山姥切国広」って毎回フルネーム表記されてても、読むときは脳内で「まんばちゃん」に変換されてた😁 あと、合間の『ある日の会話』も好き。もっと読みたかった。2023/11/17
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