内容説明
前著・自伝風エッセイ『拾われた男』はディズニープラス/NHKでドラマ化!
個性派俳優が書く、恋、恋、そしてこれは恋じゃない――?
小学6年生の夏、マンモス団地「ニジノマチ」に引っ越した。
恋しては振られ、告白しては振られること14人。でも隣にいるあの子にだけは、告白しなかった。恋じゃないつもりだった――
笑って泣ける、「自伝風」小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
178
書店で気になり、図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。松尾 諭、初読です。俳優とは思えない文章力、自伝風小説、兵庫県マンモス団地青春恋愛失恋譚の佳作でした。 著者の次の作品も期待したいと思います。 主人公同様、惚れやすく誰にでも告白する先輩がいたことを思いだしました(笑) https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639155792023/01/18
あんこ
9
松尾諭さんの自伝的小説。32も棟があるマンモス団地の小学校から高校まで、14人の女の子を好きになっては告白し、ふられ続けた主人公。でも中2で仲良くなった気の強い美少女ミナトとは、告白することなく親友のまま大人になった。主人公は男女誰とでも話しやすくて仲良くなれるタイプで、だからすぐ脈あるかも!?って思っちゃうし周りもお膳立てしてくれるからうまく行く気になるんだなーいい奴なのにね、と呑気に読んでたら、最後は泣いてしまった。AB型同士でなければ、成就してたのかな?2023/07/02
オールド・ボリシェビク
4
俳優の松尾諭、2冊目の小説である。前作「拾われた男」は演劇を志し、プロダクションに拾われ、運命の女性と知り合い、渡米した兄の死に目に会いに行くという波乱盤寿の展開だったが、本作は小学校高学年から振られっぱなしの青春を描いていく。誰にでもあった、バカな青春時代を描いてペーソス溢れる。第3弾はないだろうが。2024/12/26
いっちょらるれ~
4
前半、振られ過ぎて読むのが辛かった。これほど告白 失恋を繰り返していると、人として軽蔑されるはずだけどそうはいかないのは人間味があったという事なのかな? 団地のイラストを見ながらあっち行ったりこっち行ったり、笑ったり泣いたりしながら読みました。2023/03/03
草津のブーサン
3
前作『拾われた男』に出て来た振られ続けた中高時代をダラダラ書き綴るだけかと思いきや…親友の女友達は、それ以上だったのかもしれんと言う結末に胸がじ〜ん( ; ; )2023/01/13
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