内容説明
教育現場では長年、内発的動機づけを高めることこそが子どもの学習を支えると考えられてきた。それは万能の考えなのか?改めて問う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
44
全ては理解することはできなかったが、「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」の大きな違いを学ぶことができた。/外発的動機づけの中に「ホメオスタシス性動機、性的動機、情緒的動機、社会的動機」などがあり人の基本的な動機は4つだけ思われたがそれでは説明できない動機が「内発的動機づけ」/「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」の違いは「外発的動機づけ」は、何らの目的(報酬)のために行動が手段として、目的(報酬)を他の活動によって得れることができれば活動内容を変えれる。2020/08/25
りょうみや
24
動機・モチベーションに関して、内発と外発、自律と他律の2つの軸の組み合わせで概念を整理しなおした内容。やや専門的な内容だったが一般向けに書かれていて概念については納得できた。他律内発的動機が著者のオリジナル。教育心理学では生徒自らが自発的に学ぶ内発が非常に重視されているが、教育現場ではそればかりでは成り立たないと皆がわかっていることが問い直しの動機の一つらしい。2022/05/19
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