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内容説明
1000万人以上を死に追いやった暴君。
『ヒトラーの正体』『ムッソリーニの正体』に続く、舛添要一氏の独裁者シリーズ第3弾。
現在、ウクライナ戦争を引き起こし、世界から様々な制裁を受けているロシアの独裁者プーチン。彼が手本とする政治家が、約30年間にわたり独裁者としてソ連に君臨したスターリンである。
スターリンは1000万人から2000万人にも及ぶ人々を死に追いやり、徹底した恐怖政治を行った。
猜疑心が強く、身近な同志までも次々に粛清していく様は、ヒトラー以上の残虐さである。
このスターリンの思想、行動を詳細に辿り、ヒトラーやムッソリーニとの比較も行う。
そして、いまなお世界を彷徨う「スターリニズムの亡霊」の危険性を露わにする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スター
38
面白かったです。中学生でも読めるように書いたというだけあって、読みやすかった。 プーチンの政敵の排除方法がスターリンに学んでいるのを最初に指摘。 ロシア革命に参加し、第二次世界大戦後死去するまでのスターリンの生涯を描いた新書。 必ずしも自分に対して批判的ではない人まで猜疑心の強さから秘密警察を利用して大勢粛清させてしまう恐怖政治に改めて戦慄を感じました。2023/06/14
fseigojp
7
ここでは古儀式派の話はでてこない どうしてかな2023/01/08
もちもち
3
左派系メディアではスターリンの特集はほぼ見かけないが、個人的にはヒトラーやムッソリーニより恐ろしい人物だと思っている。 それにしてもロシア人って強権的な指導者を好みがちだよなと感じた。自国を実体以上に偉大だと思いたいのかな…2025/03/05
みじんこ
3
意図して平易に書いたとのことで、スターリンの生涯を分かりやすく知ることができる。筋金入りの活動家、恨みは忘れない男と言える。ヒトラーとムッソリーニとの比較、農業集団化の理想の意図、なぜトロツキーは敗れたのか、ロシアの秘密警察の系譜などは勉強になった。権力維持のための身内の「分割統治」など、内輪の権力闘争を勝ち抜く才能と人を支配する能力はあったと思うが、引き起こされた飢饉で亡くなった人、粛清された人、独ソ戦で犠牲になった人として示される人数が毎回凄まじい。ナチズムは悪だったが、スターリニズムもまた悪である。2023/08/18
takao
2
1000万人から2000万人に及ぶ大静粛2024/06/10
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