内容説明
神様にも個性がある。深く知って最強の開運を!
日本にはたくさんの神様がいますが、それぞれ個性的な方ばかり。
そんな神様たちを完全図解しました。
神様のことをもっと知ることで、ご利益の起源はもちろんのこと、
日本の歴史や、日本人の宗教観もみえてきます。
得られるご神徳もきっと増えるはずです。
■章構成
序章:すぐにわかる神様の系譜
日本の神様はどのようにして生まれたのか、
世界中にある神話との共通点も踏まえつつ解説。
日本の神と仏教との関係についても詳しく紹介しています。
1章:日本を形づくった古事記の神様
古事記に登場する神様を、それぞれの関係性も踏まえて
図解しています。
神様ごとのエピソードをなぞっていくことで、
日本の成り立ちが見えてきます。
奔放な方が多いです。
2章:ダークヒーローと異形の神様
酒呑童子のような乱暴狼藉を働く者、
絶世の美女に化けて世の中を混乱に陥れる狐など、
ちょっと個性的な神様を紹介。
敵を怪物にたとえることは今もありますね。
3章:物から仏まで、森羅万象の神様
日々の暮らしのなかにいる神様を取り上げています。
家のなかにも、各方角にも、道ばたにも神様はいるのです。
それも物、人間(外国の方も含む)、仏教、陰陽道と
出自もさまざま。
4章:ありがたい神様のスゴい御利益
良縁、安産、勝ちたい、儲けたいなど
願いを聞いてくれる神様はどんな方なのか。
願い別に複数の神様を取り上げ、その素性に迫る。
安産の神様は、みんな苦労しています!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナイスネイチャ
104
図書館本。軽く読めて勉強になりました。他国からの影響や由来など半分資料として。2019/08/22
ユウユウ
36
このシリーズはイラストが淡々としてるので読みやすいです。パラパラと見て面白い。ちょっとした雑学ガイドブックというか索引として使うにはよさそうです。2018/06/07
neimu
33
何と言っても文章は短く、イラストは多目で読みやすいことが大きな特徴。写真ではなく、イラストで説明していることが⚪。神様は沢山いるし、様々な姿で現れるので、関連や別名、本来の姿や仮の姿、神としての力やご利益、背景の神話など盛り沢山の内容を、出典や民間伝承を交えながら、熱く語りすぎることなく見開きページで解説しているのが良い。その土地、信仰の在り方も、神よりランクが下の存在も分かりやすく言及していて、広く浅く知識を身に付けるには十分な内容だと思う。2018/02/02
はな
27
日本の神様は知っているつもりでも、知らないことも多いなと思いました。関係性も合わせて書かれていたからわかりやすかった。別天神についてはほとんど知らなかったので入門編としてとても良かった。2021/01/09
ゆーり
24
本棚を整理していたら見つけて読み始めてしまった。「ぼおるぺん古事記」の後なのでイメージを持って読めました。途中いくつか注釈が違うものもあったけど色んな説があるのね、ということで。神社などに祭られている神様の名前やご利益、所謂「妖怪」といわれるもの、森羅万象八百万の神様など、コンパクトに纏まってて面白かったです。2021/08/15